人には持って生まれた性格、人生の中で確立してきた自我がありますよね。
資格取得を目指す上で、この性格が良くも悪くも絡んできます。
私がこれまで資格試験にチャレンジしてきた軌跡を振り返っても、やる気スイッチが入るのは、いつも試験の直前、一ヶ月~三ヶ月前でした(中には一週間前になって本腰を入れた試験もぼちぼち)。
長期間コツコツ型ではない分、試験直前の数ヶ月は、神経を注ぎました。
物事を深く考えすぎたり、未知の物に対して、極度に不安になってしまいがちな性格なので、試験勉強中はしばしば障害が立ち塞がりました。
この勉強法は間違っているのではないか。
マークミスがあるのではないか。
そもそもこんな自分が資格を目指すこと自体が間違っているのではないか。
勉強とは、自分との闘いでもあるので、ふと不安が脳裏を支配してくる瞬間が多々ありました。
そんな時は、決まって私生活や仕事がうまくいっていない時、勉強の結果が数字に表れない時なんですよね。
資格取得を目指すことは、逃げなんじゃないか。
こんな自分なんかが受かるわけないのではないか。
考えすぎて、不安がピークに達すると、このような結論に至ってしまうこともありました。
現状維持は一番楽です。
変わるためには、先の見えない不安と、希望の未来とが表裏一体に付き纏うように感じています。
私は不安で仕方がなくなった時は、一人で抱え込まずに、信頼できる友人に話を聴いてもらうことがあります。
また、個人的に行っている学生や社会人の悩み相談を聴かせていただくことで、自己肯定感を回復させたりしています。
自分を必要としてくれる人間の存在は、自己を見つめ直す上で大きいです。
他にも、セルフセラピーとして、逆境を乗り越えた著名人や精神科医の著作を読んで気分転換を図ります。
不安に真っ向勝負を挑んで、がむしゃらに勉強したり、体を動かして発散するのも良いでしょう。
何かアクションを起こせば、モヤモヤが解消するものです。
長い受験生活です。
焦らず急がず、道にさ迷ったら独りで抱え込まずに、上手に気分転換を図って行きましょう。
私はいつも、あなた様を応援しています。