『社会福祉士の合格教科書〈2016〉 (合格シリーズ)』 福祉教育カレッジ編集
※2016年版です。
サイズ B5判/ページ数 463p
合格点72点、合格率18.8%という波乱の回に終わった第25回本試験以降に登場した一作です。
本書の特徴は以下の3点です。
①重要事項(キーワード)が絞られている本文から基礎を培う
②これだけは解いておきたい過去問題から基礎を培う
③合否を分ける暗記点を上乗せしていく
インプットとアウトプットを連動させる構成で、基礎力から応用力に発展させて、試験当日にひっかけや落とし穴に惑わされない「強い解答力」を着実に身に着けていくような戦略が立てられています。
全19科目に対応していて、重要キーワードは赤文字で書かれているので、赤シートを使って、暗記することができます。
イラストや図表をふんだんに取り入れているため、イメージが湧きにくい専門用語を視覚的にインプットできる構成となっています。
よく出る人物ベスト100や、よく出る人物予想問題20といった、試験に頻出するキーパーソンをしっかり覚えられるような工夫が込められています。
索引もついているので、体系的に覚えるのにはもってこいなレイアウトに作られています。
何と言っても、複雑化して応用力が求められている第25回試験を踏襲した内容になっているため、どこを重点的に勉強したら良いのかポイントを押さえているのが本作のストロングポイントであります。
初学者だけではなく、再受験者にも有効活用できる勉強法がふんだんに組み込まれています。
勉強法からインプット、アウトプットまでオールマイティに対応しています。
注目の最新2017年版は5月12日発売予定です。
【筆者について】
飯塚慶子著
神奈川県出身。慶応義塾大学文学部、全国社会福祉協議会中央福祉学院卒業。慶應義塾大学大学院修士課程修了。介護老人保健施設での勤務経験を活かしバリアフリー設計に関する研究を行い、修士論文『SFCバリアフリー化計画』で優秀卒業制作(SFC AWARD)受賞。現在は大学・養成施設で社会福祉士、介護支援専門員、精神保健福祉士等の受験対策講座を担当し教鞭を執る。各地で開催する受験対策セミナーでは忙しい受験生をサポートする。基礎理解、暗記、効率よい過去問題演習を軸にした講義が特徴(Amazonより)。