社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

第24回社会福祉士国家試験は約35日間、第17回精神保健福祉士試験は約20日間で一発合格を果たしました。今年で7年目の絶対合格ブログは、過去問先行型学習法をベースにしています。仕事と家庭の両立に苦戦されている社会人や、就活と卒論の両立で余裕がない学生が最短ルートで効率よく合格をつかみ取るための必勝法を伝授します。 マークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第24回社会福祉士国家試験は約35日間、第17回精神保健福祉士試験は約20日間で一発合格を果たしました。

初回受験の方も、再受験の方も、絶対合格を成就するための必勝法とメンタルサポートを提供します。

マークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

性風俗の現場支援を行う社会福祉士の役割



性風俗業界と社会福祉との関連をベースした一冊になります。

業界に携わる人間への支援者として、社会福祉士の活動の一端についても知ることが出来ます。



性風俗のいびつな現場 (ちくま新書)
 





女性の貧困がメディアを賑わして久しい。働く単身女性の3人にひとりが年収112万円以下との統計もある。こうした貧困女性の中でも福祉の網から漏れ落ちた人々のセーフティーネットとして機能してきたのが性産業だ。

中略

 
一方、性産業は社会福祉に携わる人からは敵視されてきた過去があるが、性産業を破壊することは可視化されにくい貧困層ライフラインを絶つことになりかねない。性産業が公的なネットワークより機能している側面もあるのは事実だろう。

本書が提示するのは、二項対立でなく、近くて遠かった性産業と福祉の連携の姿だ。一例として、風俗店の待機部屋での弁護士や社会福祉士による無料での生活相談の動きを紹介する。

風俗の現場で何が起きているのか。背景に潜む物は何か。そして解決に向けてできることは何なのか。貧困女性の悲惨さが地続きの社会問題として認知されつつある中、本書は一歩踏み込んだ世界を示してくれる。

『性風俗のいびつな現場』支援か搾取かより引用
 



筆者は一般社団法人ホワイトハンズの代表理事を務めておられる坂爪真吾氏です。

風テラスという名のもとに、弁護士と社会福祉士を現場に派遣して無料で生活・法律相談に応じているようです。



風テラスは、無店舗型の性風俗店(デリバリーヘルス)の待機部屋に弁護士・社会福祉士ソーシャルワーカー)を派遣して、在籍女性の生活・法律相談に無料で応じる事業です。

店舗で働く女性の方々が、現在抱えている悩みや困難(借金、離婚、障害、病気、介護、育児、DVなどの問題)を、

 
・風俗で働いているという事実を隠さずに

 ・相談内容を店側に知られることの無い形で

 ・いつもの待機部屋で、安心して相談できる機会


を作ることを通して、

 
・女性が安心して働くことのできる環境

 ・問題の深刻化・複合化を未然に防ぐことのできる環境


を整えることを目的にしています。


公式ページ待機部屋での無料生活・法律相談『風テラス』より



性風俗業界に携わっている従業員は社会福祉士の存在を知らないのではないかという先入観を持つかもしれませんが、実際には半数以上の認知度があったようです。



当初、社会福祉士という存在を知っている女性は少ないかと思っていたんですけど、実際は半数以上いました。生活保護を受けている方はケースワーカーさん、子どもがいる方は児童相談所に預けているとか、何らかのかたちで福祉と繋がっているという人はいるようでした。ただ、本音を話せずにつながっていることがほとんどなので、それは本当の意味でつながっているとは言えないのではないかと。本人が来るのを待っていればいいのかといえばダメだと思うので、私たちの方から生活の場所に出向きながら、本人がどのような思いで生活しているのかというのを、ゆっくりうかがっていくことが求められているのではないかと思っています。

風俗で働く女性に必要な支援とは 無料法律相談会「風テラス」実施のワケより引用



一般社団法人ホワイトハンズの運営職員のプロフィールを見たところ、
脳性まひの障害当事者という説明が書いてありました。

障害者の「性の健康と権利」を守る活動を通して、全ての人が、生涯にわたって、自己の「性の健康と権利」を享受できる社会の実現を目指しているようです。

実際に生活困窮者支援等に携わっている方にとってみれば、訳があって性風俗業界に身を投じている女性が決して少なくはないことはご存知だと思われます。

対岸の火事ではなくて、社会全体の問題として考えさせられる内容です。