初めて挑んだ漢検2級は、学習の成果があって、合格することができました。
合格証書が届いて目にした時、「本当に受かったんだなー」という実感が湧きました。
当時は漢検協会の雑誌に合格者の名前が掲載されていたため、自分の名前を確認できた時には、感動しました。
やればできるんだ。
漢検に合格した自分は、初めて実力が形となった喜びを覚えました。
この後、漢検準1級挑戦へと繋がって行きます。
私にとっては、漢検2級合格がその後の資格を目指す上での原点でした。
私は大学入学後、自分の力不足から恥をかいたり、無力感を多々味わってきたことから、自分を変えるために資格挑戦を目指しました。
「資格を取ってなんの価値があるのか」
「就職に役に立たないのなら受けても意味がない」
なんて巷説も多いですが、私は漢検2級に合格できたおかげで、少しだけ自信がつきました。
学内では成績が悪かった私でも、合格によって周りの見る目も変わりました。
合格をすることで、それまで考えもしなかったようなチャレンジ精神が芽生えたり、新しい自分に巡り合えます。
私も漢検2級の勉強をしている最中は、漢検準1級を目指そうという着想は全くありませんでした。
社会福祉士合格後に、FPやケアマネージャー、社会保険労務士を目指される方も少なくはありません。
私の体験から、
「資格を目指すのに早いとか遅いとか、頭が悪いから無理とかはない。やってみよう」
という、プラスの気持ちが芽生えていただければ、幸いです。