2012年6月21日付けの神戸新聞によると、兵庫県在住の脳性麻痺の男性が、初挑戦で第24回社会福祉士の国家試験に合格されたそうです。
小・中・高校と、周りの人に助けられてきたことから福祉に関心を持つようになったそうです。
去年5月から筆記試験の勉強を開始して、いざ試験を受けたものの、
「例年、合格率が低いので受からないだろうと思っていた。発表からしばらくたっても合格が信じられなかった」
と、振り返っています。
今後に向けては、
「障害があるからこそ分かることを生かし、人の役に立ちたい」
「資格は取ったが、まだ知らないことも多い。障害者の活動施設を見学しながら就職先を探したい」
「今あるのは家族のおかげ。これからは困っている人たちの相談に乗りたい」
と、強い志と探究心を持っている様子が伝わってきました。
今後の活躍が期待されますね。