本日は第23回国家資格キャリアコンサルタント試験の合格発表日ですね。
今日を迎えるまでの道のりはお一人ひとりによって十人十色だったことでしょう。
そもそも受験を無事に迎えること自体がまず第一関門だったでしょうが、しっかりと全うされて、この合格発表日までは伸るか反るかの想像力との闘いで、「大丈夫だ」「ダメかもしれない」という浮き沈みによって、精神的にしんどかった方も多かったことだと思います。
まずはじめに、合格された方、まことにおめでとうございます!!
私は第22回試験合格者ですが、合格という現実の安堵が大きいかもしれません。
あるいは、まだ手元に通知が届かないと時間が湧かなかったり、得点の内訳が気になって、まだ気持ちが晴れないという方もおられるかもしれません。
第22回試験の場合は、翌日ではなくて、数日後に普通郵便で届きましので、あともう少しの愉しみに取っておいてくださいね。
学科か実技の一部合格か、両方合格か、それぞれだと思いますが、この合格という事実は今後の進路においても大きな自信になることでしょう。
そして、悔しくも、合格を得ることができなかった方もご覧になっているかもしれません。
学科試験だったのか、実技試験だったのかにもよりますが、不合格という現実がなかなか受け入れられないという方もいれば、想定通りだったという方もおられるかもしれません。
特に実技試験の点数は通知を見ないとどうだったのかが分からないので、まだこの段階では気持ちが切り替えられなくても自然です。
学科試験では、ネット上では高得点者の報告が目立つので、あと数点等で不合格になって声をあげにくい辛さを抱えておられる方もいらっしゃるかもしれません。
また、実技試験も周りの同期が合格していて、自分だけが取り残されてしまった孤独感や、何回目かのトライで結果が伴わなかった無力感に苛まれておられる方もいらっしゃるでしょう。
不合格だった場合の気持ちの切り替え方は、人それぞれでしょうが、私は挑戦されたその勇姿が素晴らしいと思います。
ここで諦めるのも、また再チャレンジするのも自由なわけですが、まず、挑戦されたこと自体が、誰にでも真似ができるものではありません。
金銭投資も、時間的投資も行いながらの受験だったでしょうし、諦めるという選択肢は常にあったところ、諦めない道を選ばれたあなた様は勇者です。
自分の至らなさを痛感している方もおられるかもしれません。
実技試験の場合は、何が原因で不合格になってしまったかという自己分析が必ずしもイコールであるとは言えませんが、この経験から学ばれることも多々あると思います。
試験を受けなければ気づけなかったこと、自分覚知などがあったことでしょう。
ただ試験を申し込んで受験勉強をすれば受けられる試験ではなくて、講習や実務経験を経ての形なので、めんどくさかったり、大変なこともたくさんあったはずです。
そんな中、諦めなかったあなた様の勇姿を讃えられずにはいられません。
試験を受けたみなさまは、合格の有無問わず、素晴らしい選択をされたと思います。
本当にお疲れ様でした。