「本当にこれで良いのだろうか」という不安や疑問は、勉強量が中途半端であるほど付きまといます。
自分が第一印象で「これだ!」と思った問題集から浮気せずにまずは一ヶ月ひたすら解いてみる。
その段階でも絶えず勉強に対しての違和感が消えないようならば、違うテキストの購入も視野に入れても良いかもしれませんが、まだあまり勉強していないのに、あれもこれも手を出すような方法はオススメしません。
中には問題集を複数買っただけで自己満足してしまい、結局棚に並べたまま手を付けず、受験直前になって初めて危機感が募って開始することになるなんてことも往々にしてあります。
過去問+αとしては、社会の福祉ニュースや常識に目を向けるようにすることです。
近年の出題には、問題集やテキストに載っていない、福祉クイズ的な問題が目立っているのが特徴だからです。
専門誌の福祉新聞もありますし、白書を読んだり、福祉系の他資格に挑戦して教養を深めるのも良いでしょう(この点について後日紹介します)。
最後に、改めて私の社会福祉士試験の勉強法を紹介しますと、約600問掲載の過去問テキストを、5肢一問一答式で解き続けたため、合計3000問近くの問題をこなしました。
12月の半ばから本腰を入れたので、とにかく時間がなかったため、19科目をざっと解き回す反復学習に徹しました。
私が使っていた社会福祉士過去問題集を使っている受験生は一人も見たこともありませんし、ネット上の「オススメテキスト投票」等でも目にしたことはありませんでした。
しかしながら、合格した後になって分かったのは、受験生からの評判が合否を左右するのではなく、とにかく自分が信じた一冊の問題集を徹底的に解けば、合格レベルの力は培えるのでした。
その問題集に決めた自分とテキストを信じて、最後まで付き合ってみてください。
噛めば噛むほど味が出てくるスルメのような効果を、本番で発揮できますから。
※社会福祉士試験対策にメインで使っているあなたの問題集投票は8月10日で締め切らせていただきます。
その後結果を発表いたします。
未回答の方は、ぜひご投票ください(合格者の方も大歓迎です)。