拙ブログをご覧のみなさんは、向学心の強い持ち主である方々が大半だと思いますが、かくいう私は根っからの怠け者です。
よく言えば、マイペースなのですが、やる気スイッチが入るまでに時間がかかることが短所でもありました。
社会福祉士試験だけではなくて、ようやく本腰をあげるのは、試験日まで残された時間がわずかになってからです。
そもそも私が社会福祉士の勉強に初めて着手したのは、12月の中旬でしたが、本来の計画では、事前に受けた宅建の試験が終わった10月の半ばくらいから開始する予定でした。
ところが、いざ宅建の試験が終わると、合否の結果が気になって気になって、とてもじゃないけれど、社会福祉士の勉強に集中できませんでした。
実際に、問題集を買ってみて、何とか解こうとしてみても、頭が宅建モードから切り替えられずに、やる気が一切起きないのです。
例えば、社会福祉士試験で出題される成年後見制度の問題を眺めると、宅建試験の出題とリンクしていることから、必然的に宅建勉強時代を思い出してしまい、どうしても手をつけられませんでした。
心のどこかで、
また明日やればいい。
まだ本試験まで十分時間があるし。
明日になれば、やる気が起きるかもしれない。
時間の流れは早いもので、先送りを繰り返しているうちに、気がつけば本試験まであと40日を切っていました。
幸いなことに、その頃になってやっと宅建試験の結果も出ていたので、宅建モードは幕を閉じていました。(翌月の1月中旬には、2日連続の登録実務講習を控えていましたので、完全に切り替えられたわけではありませんでしたが)。
私が社会福祉士試験に一念発起するきっかけとなったのは、大学の最後のスクーリング講義でした。
同期生達が必死に受験勉強しているリアルな話を多々耳にして、全く手をつけていない自分が場違いのようで、「このままでは絶対に落ちる」というサイン(最終警告)が響き、ようやく一歩を踏み出せました。
みなさんの中にも、社会福祉士の勉強に対して、今一やる気が起きずに、勉強から遠ざかっていたり、仕事や家庭で抱えている何かがあって、受験モードに入れずに焦りを覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私がそうであったように、本気でやる気になれる瞬間が遅かれ早かれ必ず到来すると思います。
是が非にでも合格したい願望があるのならば。
その危機感、忘れないでください。
そして、諦めない気持ちも常に持ち続けていてください。
これまで合格報告をしてくださった先輩方は、共通して最後まで諦めずに、自分との闘いに打ち克っていらっしゃいました。
初回合格だとしても、4回目の挑戦の末であっても、絶対合格をしなければ目的を達成できないという信念を常に抱いていらっしゃいました。
まだ時間はあります。
やる気がいまいち起きずに悶々とした日々を過ごしているのならば、なぜ社会福祉士試験を今年度に受験するのかをもう一度見直してでも遅くはありません。