社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

長期にわたる受験を乗り越えるためのメンタルアドバイスを中心に、初回受験の方も、再受験の方も、合格を成就するための必勝法を紹介します。 マークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

MENU

 

第24回社会福祉士国家試験は約35日間、第17回精神保健福祉士試験は約20日間で一発を果たしました。

初回受験の方も、再受験の方も、合格を成就するための必勝法とメンタルサポートを提供します。

マークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。
「資格を取って変わりたい!成長したい!」という強い志を持つあなたを全力でサポートします!

※寄せられたコメントは全部目を通しておりますが、内容によっては公開及び返信を控える場合があります。
また、現在メールでの個別相談は休止とさせていただいておりますので、予めご了承ください。


 ブログ記事に初めてコメントを書き込まれる方は、「ブログのコメントが書き込めなくてお困りの方へ」を御覧ください。



制度上からは情は切り捨てる

今回も、以前紹介した本試験テクニックの記事で、改めて肝心だと思われるものをピックアップしました。



第23回社会福祉士国家試験午前共通科目「権利擁護と成年後見制度」問70からの出題です。


消費者契約法による「消費者契約」の消費者からの取り消しに関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

という、問題に対する肢の中で、5の選択肢を見ると、

「事業者が、消費者の恋心を利用して、「売り上げるために協力して欲しい」と言って商品を購入させた場合、購入した消費者は、消費者契約を取り消すことはできない。」

となっています。

ぱっと見ると、「こういうケースって、身近でもよくあるんだよな~。ってかこれ詐欺の典型的な例じゃん。惚れた弱みに付け込むなんて、マインドコントロールさせてるみたいでこりゃおかしいよ。こんなのが許されるわけない。だまされた恋人は契約を取り消せるよ。これは×だ。」

なんて、購入者の恋人の弱者救済的観点から、「これは取り消せるよ」なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの肢が正解(○)になっています。

この問題は、「消費者契約法第4条1項~3項」が根拠となっています。

5が正解の理由は、「売り上げを上げるために、協力してほしい」という依頼は、違法な勧誘ではないので、取り消せないというものですが、このように、情に訴えかけてくるような問題は、要チェックです。

翌年の第24回の午後専門科目「更生保護制度」問150においても、類似選択肢が見られました。

保護観察処分にあった加害少年と、被害者(Nさん)に対する被害者担当官の最も適切な対応について問われました。


3の選択肢を見てください。


Nさんが加害者側から謝罪も被害弁償も受けていないことを知り、保護観察所にNさんを呼んで保護者と面接する機会を設けた。


やはり一見すると、情をくみ取った担当官の対応は、適切なように思えますが、正解は別の選択肢にある「心情等伝達制度を利用することを助言する」でした。

第23、24回の2回とも、分野名に「制度」と銘打たれていることがポイントになりますが、試験上では、あくまでも「制度や法令に則って」答えを導き出すことが求められています。


これは、試験だけの机上の空論ではなくて、現場の対応にしても共通しているとは思います。

第27回以降も、「情に訴えかけてくる」制度上の問題が出題されたら、惑わされないように、切り抜けてください。