社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

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勉強嫌いの私がなぜ資格取得を目指したのか <中学校時代編>


合格発表が終わったところで、そもそも私が資格試験を取得するようになったルーツを数回にわたって紹介します。

学習成績面にスポットを当てて、赤裸々な実体験を遡っていきます。



◆ 中学校時代


通知表は年間通してオール3(5段階中)に近いごくごく平凡な児童でした。

いや、厳密には平均以下の成績でした。


「同級生が行っているから」という、やらされている感を抱えながら通っていた学習塾も、しばしばサボっていました。


もちろんその大きな要因として授業について行けないことがあって、同級生の中でも成績は最下位でした。


英語のテストで3点(しかも、択一問題で運よく正解)を叩き出した挙句には、先生からも呆れられて見放されていました。



私は元来、勉強が嫌いで嫌いで仕方がありませんでした。



学校から課せられている学問の何が楽しいのか一切分からずに生活していました。


特に理数系の科目が大の苦手で、通知表の評価は常に2をキープしていました。


大の苦手の数学のテストでは、5点や15点といった結果が当たり前でした。


「証明」という分野の授業では、「こんなものを覚えて社会の何の役に立つのか」という疑念が知的好奇心を抑制して、ますます勉強そのもの自体を厭うようになりました。



教科書を開くこと自体が嫌で、楽して乗り越えられる方法ばかり模索していました。


三度の飯よりゲームが好きで、暇さえあればゲームに熱中していました。



そんな勉強嫌いな私も、いっちょ前にプライドだけは高く、秀才組の友人に囲まれていた中で、常に学力コンプレックスを抱えていました。



私は勉強が嫌いなわりには、プライドだけは高くて、私よりも成績が高い同級生を脇目に、「自分だって、やればできるはずなんだ」と、心の中で劣等感を抱えつつも、来るべき時に向けて闘志を常に燃やしていました。


まさに、当時の心境は、


「俺はまだ本気を出していないだけ」でした。



そんな私が一度だけ本気でテストに取り組んだことがありました。


中学最高の成績は2年の春でした。


親が「中間テストで、学年50位以内になれたら、NIKEエアマックスを買ってあげる」という最高級の人参をぶらさげました。


喉から手が出るほど欲しかった自分は、人生初の猛勉強をした結果、140人中32位に入ることができました。

モチベーションの大きさを身を持って体感した出来事でした。



これが最初で最後の好成績でした。


その1年後に自分の無力さを痛感する局面が訪れました。



中3になって初めて受けた検定試験でもある漢検3級試験です。


6人くらいの秀才組の同級生が同時受験した中で、自分だけが唯一の不合格者になったのです。




実は唯一誰にも負けないと自負していた科目、小学校時代に結果が出ていたのは、漢字テストでした(学年1位でした)。



なぜだかわからないけれども、漢字だけは自発的に取り組めたのです。



中学校に進学した後も、初めての国語の授業で自己紹介をした時に、教師から、「漢字博士なんだよね」と、ビックリさせられる言葉をかけられました。


恐らく、小学校当時の功績が担任から引き継がれていたのでしょう。


背景から聴こえる「すごい!漢字博士なんだ」というクラスメイトの声から、恍惚を覚えました。


瞬く間に同級生の間で、「あいつは漢字がすごい出来るらしいぞ」という評判が広がりました。


しかしながら、井の中の蛙は、間もなくして初めての挫折を味わうことになります。



私は、漢検の事前勉強は一切せずに臨みました。
かつての「漢字博士」の栄光が残っていたため、無勉でも十分に受かる自信がありました。

しかしながら、その結果は、衝撃的なものでした。

200点中100点あまりという散々な成績でした。

漢検は単なる読み書き問題だけではなく、正誤書き換え、四字熟語や対義語類義語など、総合分野から出題されるため、漢検問題集を使わずに受けたところで、太刀打ちできませんでした。

かつての栄光である漢字博士の称号によって、漢字能力だけでプライドを保ってきたわけですが、すっかり有名無実になってしまいました。

まさに「アリとキリギリス」を実体験で痛感したような気分でした。


それ以来、打って変わって、漢字に対して逃げ腰になってしまいました。



これによって、ますます勉強に自信を失って行きました。