受験は辛いのが当たり前 その1
私は以前から申し上げているように、本質的にかなりの怠け者で、勉強が嫌いという意識を強く自覚しています。
こんな怠惰な私が、半年以上ブログ更新を続けてこられたことが一つの奇跡ですが、自分だからこそ言える社会福祉士や他資格をなるべく楽して突破できる方法を書き綴ってきました。
今回、なぜこんな自虐的とも言えるようなことを記事に扱ったのか。
事の発端は、社会福祉士や宅建の受験対策を書いている他者のブログを複数閲覧したことです。
改めて、自分が試験に対して楽観的すぎたことを再認識させられました。
社会福祉士や宅建受験を扱っている他者のブログを見ていると、私のように「勉強が嫌い」「やる気が起きない」なんて、キーワードは御法度であることを痛感しました。
受験は甘ったれた根性では受からない。
そもそも楽に受かろうとするヤツは、絶対に落ちる。受験は苦しいのが当たり前なのだから。
やる気がないヤツは端から受けるな。
一日に長時間勉強するのは当たり前のこと。
普通のことをしていたら、必ず落ちる。
弱音を吐くな。誰だって苦しくて当然だ。受かりたいなら乗り越えろ。
まるで、怠け者の私が門前払いをうけるような、ブログを多々目にしてきました。
至極正論、その通りだと思います。
実際に、100点以上の高得点を取れて、合格できていた同級生は、早い時期から血眼になって、猛勉強を重ねていたそうです。
きっと、ブログの筆者達も、死ぬ気で頑張ってきて好成績を収められたからこそ、そのように力説できるのでしょう。
その文面からは、並々ならぬ努力が裏づけされた説得力が伝わってきます。
確かに、本試験は、付け焼刃の知識が通用するような簡単なものではありません。
プライベートや娯楽を犠牲にしてでも、本気になって取り組まないと、合格を勝ち取ることなど夢のまた夢というのも、よく分かります。
けれども、それは大抵、長時間受験に集中できるモチベーションを持つ人間にとって当てはまる話。
全ての受験生が合格を果たすために、そのような条件に順応できるとは限りません。
怠け者の私からしたら、全てを鵜呑みにすることはできませんでした。
現に、私のような勉強嫌いのタイプは、一日に2~3時間勉強時間を確保するのがやっとで、受験モードも約40日間しか続きませんでした。
もしも、受験勉強時に、勉強だけに没頭していたら、頭がおかしくなって、ドロップアウトしていたことでしょう。
仕事やプライベートと、バランスよく勉強をこなすように心がけていたことで、モチベーションを保つことができたのです。
続く