第36回社会福祉士・第26回精神保健福祉士試験の勉強を始める前に、次のような不安が芽生えている方がおられるかもしれません。
自分は頭が悪いし、こんな自分が試験に合格できるわけないのではないか。
社会福祉士試験は福祉系資格の中では最難関資格で、19科目全150問もの膨大な問題数で各科目1点以上取らなければならないという条件が厳しすぎて、とてもこんな自分では受かる自信がない。
精神保健福祉士は専門問題が多すぎて、頭に入る自信がない。
前年度から合格率が上昇したものの、こんな自分が来年の春に勝利できるのだろうか。
このように、合格の壁が厚すぎて、自分では乗り越えられないくらいの到達点のように感じられている方もいらっしゃるかもしれません。
資格試験を目指す上で、不安はつきものです。
どれだけ勉強を重ねても、全く不安がないまま受験に臨まれる方はほとんどいないはずです。現に私はそうでした。
もしかしたら、これまで勉強らしいことをまともにしたことがないから、そのような不安が植え付けられているかもしれませんし、以前不合格になってしまった苦い過去から億劫になっているのかもしれません。
実際に受験された方ならば、容易くないということは経験からも身にしみているでしょうし、少し前に公開した合格体験談を読めばみなさんのリアリティな思いが伝わってきます。
不安の多寡にかかわらず、試験はやるべきことをしっかり重ねた人間が合格できるようになっています。
学歴が低いから、中高時代の偏差値が低いから受からないんではないかと、気後れしている方もいるかもしれません。
大切なのは、過去ではなく、これからです。
私個人で言えば、中高時代の偏差値は40台で、決して優秀とは言えない成績でした。
今年合格された方の中でも、「こんな私でも合格できた」「社会福祉士試験が人生の中で一番勉強を頑張った」という包み隠さず本音を聴かせてくださった方が大勢いらっしゃいます。
まだ試験までは十分なほどに時間はあります。
現時点でやる気が起きなかったらいきなり本試験対策に着手せずに、福祉関連の書籍を読み漁ったり、前哨戦として他資格に挑戦することで、回り回って本試験での底力につながります。
こんな私でも鯛丈夫。
こんな私だからこそ合格出来る。
一つ一つの積み重ねで、そう思える未来が創れます。
3月の絶対合格を目指して一歩ずつ進んで行きましょう。