◆ 飛び交うボーダーの行方
加えて、タカノ塾、東京アカデミー、けあサポ(中央法規)露木講師が
ボーダー予想を発表したので、不安は募りました。
なぜならば、平均して85点以上のボーダー予想だったからです。
まさにストライクゾーンの私には、死活問題でした。
12月のケアマネ試験結果が、合格率15%という最低水準の
前例が出来たことによって、もしかしたら社会福祉士も同じような
合格率になるのではないかという仮説もぼちぼち見られました。
合格率が15%ならば、恐らく90点を取らないと不合格になって
しまうわけです。
救いだったのは、宅建のボーダー算出法と異なり、予想は、
講師の個人的印象から導き出しているようなので、過去の前例を
見ても予想よりも低くなっていました。
思い切って露木講師の個人ブログから、露木講師に
メールから、不適切問題の有無について見解を尋ねてみましたが、
返って来た答えは、
「立場上お答えできません。同様に他の受験者からも不適切問題
について多数寄せられていますが、通常はよほどの事情がない限り
不適切として認められることはありません」
とのことでした。
この件については、数日後に露木講師のブログでも同様の内容で
記事が挙げられていました。
恐らく相当の受験生から不適切問題についての問い合わせが
あったのでしょう。
一方、「見て覚える!社会福祉士国家ナビ」の著者伊東講師は、
自身のブログにて、第24回の試験難易度についての見解を、
「第23回(ボーダー81点)よりも、全体的に難しかった。
ボーダーが前回を超えるのは考えにくい」
という希望的観測を示してくれました。
加えて小高塾というサイトの塾長が79点を予想していたため、期待が残りました。
第20~23回までほぼ的中してきたとのお墨付きです。
赤マル福祉の自己採点診断を見ると、受験データ1000人
超えのサンプルをもとに、平均が89点でした。
一見すると、恐ろしい数字でしたが、第22~23回も同様の
数字だったようで、2回とも結果的には、81点と84点(不適切
2問含む)だったので、この法則から行くと、第24回も不適切問題
がなければ85点以下で合格できるかもしれないという希望が残りました。
前述した講師のボーダー予想と異なり、宅建受験のように
受験者のサンプルをもとに計算しているので、信頼性は高かったです。
そうこうしているうち、長かった合格発表の日が近づいてきました。