平成28年度第29回社会福祉士国家試験は、いよいよ明日に迫りました。
第19回精神保健福祉士試験はついに本番当日を迎えました。
みなさんが研ぎ澄ませた受験勉強の成果を発揮する時がやってきましたね。
25日付の合格絵馬記事では、二桁もの受験生のみなさんの最後の意気込みを聴かせてもらえました。
一人一人の本気の魂がひしひしとTAKAハートに響いています。
私からのエールは昨日と一昨日に凝縮したので、今回はブログ読者の受験生全員に向けて、両試験を乗り越えるための特に重要なポイントをお伝えしたいと思います。
1.マークシート記入ミス、転記ミスにはくれぐれも注意してください
以前から口を酸っぱくして申し上げていますが、本試験には魔物が住んでいると比喩されているように、実際に試験問題を目にすると、正常な思考力がすっ飛んでしまい、結果として普段は起こさないような行動を取ってしまう方が少なくはありません。
自己採点時に、「冷静に見れば、解けた問題なのに」と頭を抱えている方が毎年おられることからもその事実を物語っています。
「マークミスなんて言葉は自分に限ってはない」は封印です。
不安で不安で合格発表日まで過ごす方も少なくはないので、ぜひマーク記入時には全神経を集中して塗りつぶしてください。
特に、ページ順ではなくてバラバラの科目でランダムに解く場合は、マーク記入時にずれていないのかも要チェックです。
特に、ページ順ではなくてバラバラの科目でランダムに解く場合は、マーク記入時にずれていないのかも要チェックです。
一つずれていると、全問に影響してくるので、いくら問題が解けてもその時点で試験終了してしまうリスクがあるからです。
当たり前のことを当たり前に行うことをマーク記入時・確認時にこそ意識してくださいね。
2.わからない問題が出たら、勘で解くか、飛ばしてください
全150問(専門科目のみの場合はそれ以下ですが)もの問題量の中、必ず初めて見る問題が数問登場します。
過去問やテキストに載っていない初見問題を見て、パニックに陥ったり、不合格の恐怖が芽生えてしまったら、試験製作者の思うつぼです。
6割以下に合格ラインを持っていくためには、過去問のみではなくて難問を出さざるを得ないので、例外なく毎年のように奇問・初見問題は出題されるのです。
そういう問題は、正答率も低くて、ほとんどの受験生が同じように感じています。
ですから、飛ばして確実に解ける問題を取りこぼさないようにこなしてください。
繰り返しますが、必ず初めて見る「知らないよ、こんな問題は」という難問が待ち構えています。
そういう問題とにらめっこしていても、時間の浪費ですから、勘で解くか、飛ばして別の問題に進まれることを強くオススメします。
始めから「わからない問題は5にする」と決めておいて割りきって塗りつぶすのも一つの作戦です。
3.午前科目で絶望的な手応えでも、絶対に諦めないでください
「諦めたら、そこで試合終了だよ」というあの名言が、まさに精神・社会福祉士試験の午前共通科目が該当します。
この試験は、全150問もある上に、「2」で挙げたような奇問・難問が紛れ込んでいるので、まともに向き合っていたら、心が折れそうになってしまいます。
加えて、午前科目の共通分野問題全体のレベルが高いことが、心理的圧迫に拍車をかけています。
私は、午前科目の手ごたえがあまりにもボロボロすぎて、お昼休憩時に逃げ出したい衝動に駆られました。
それでも、そこでドロップアウトせずに、本当に良かったと振り返ります。
第19回から第28回まで試験終了後の受験生の声を集めていますが、
「午後科目よりも、午前科目の方が難しかった」という声が目立っていました。
午前科目で出来が悪いとしても、受験生の多くは同じように感じていますし、例年「赤マル福祉」で集計された平均点や正答率を見ても午前科目の数値は低いですから、どうかめげずに、午後の科目も全うしてみてください。
帰宅後に自己採点をすると、意外に解けていたりすることもありますから。
試験を終えたその時点で見切ってしまうのは時期尚早です。
みなさんには、あの受験勉強を投げ出さなかった不屈の精神力と、高い目的志向があるか突破できます!
4.専門科目は得点源になるような出題が多いので、落ち着いて解けば大丈夫
精神・社会福祉士試験の専門科目は事例問題含めて冷静に眺めれば解けるような問題が多数用意されています。
「え!なにこの問題」と心を揺さぶるような出題があるかもしれませんが、大丈夫。
他の受験生の正答率も低いですし、他の問題でカバー出来ます。
とにかく、今日と明日は、これまでの学習の全てをぶちかまして来てください。
自分を信じて!!
いってらっしゃい!!
※今晩自己採点投票と模範解答サイトリンクをまとめた記事を発信予定です。