「スマホ依存」という言葉は社会現象になっているくらい身近に感じられる今日この頃です。
絶対合格ブログのアクセス解析を見ても、86%以上がモバイルから閲覧していることからも、スマートフォンの普及率がうかがえます。
スマホ依存は疾病としては認められていません。
現在、国際的な疾病の診断ガイドライン「ICD-10」には、「ゲーム障害」の項目はなく、「スマホ依存」は「その他の習慣および衝動の障害」という病名を当てはめているようです。
「ネット依存」という病名が正式に登録されていないため、カウンセリングに保険を適用できないなど、診療上の弊害もありました。
そこで、精神科医であり、インターネット依存等の行動嗜癖、アルコール関連問題の予防・治療・研究などを専門とする独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター院長である樋口進さんは、国際会議に参加した際、ICDの次回の改訂版「ICD-11」に、ネット依存を入れるべきだと、WHO(世界保健機関)の依存担当官に直談判しました。
樋口院長の尽力によって、2019年5月の世界保健総会で採択される「ICD-11」では正式に「ゲーム障害」という疾病名が採択される見込みだそうです。これにより、スマホ依存に対する治療もより整備されることが期待されています。
今回の記事の元となっている樋口さんを取材したのは、フリージャーナリストの里中高志さんです。
里中さんは精神保健福祉士であり、今回の樋口院長のような依存症の専門家などにインタビューをし、活躍ぶりを記事にまとめています。
マスメディアを通して精神保健福祉士として活動をされている第一人者ですね。
けあサポの平成22年の精神保健福祉士試験合格体験談でも紹介されています。
精神保健福祉士になりたい 私はこうして合格しました!(第17回) 里中高志(さとなか・たかし)さん 精神保健福祉士|介護・福祉のけあサポ
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