社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士国家試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間で一発合格、公認心理師試験はラストチャンスでリベンジ合格を果たしました。今年で11年目の絶対合格ブログは、過去問先行型学習法をベースにしています。仕事と家庭の両立に苦戦されている社会人や、就活と卒論の両立で余裕がない学生が最短ルートで効率よく合格をつかみ取るための必勝法を伝授します。 マークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第35回社会福祉士試験・第25回精神保健福祉士試験対策・第6回公認心理師国家試験対策がメインです。

第24回社会福祉士試験は約35日間、第17回精神保健福祉士試験は約20日間で一発合格を果たしました。

第5回公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

「今年こそは絶対合格」を成就するためのリベンジ合格法とメンタルサポートを中心に提供します。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

  • 第35回社会福祉士国家試験・第25回精神保健福祉士国家試験合格体験談募集
  • 地域包括支援センターの実態を詳しく説明します!


    絶対合格ブログの常連さまの一人として、定期的に情報提供をくださるU子さんから、地域包括支援センターにおける社会福祉士の役割をこと細やかに教えていただきました。
     
     
    こんなお仕事しています「地域包括支援センター」  U子さんの場合
     
     
    私が所属する地域包括支援センターは、市の委託を受けて設置されています。
     
    保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員等の専門職が協力して、65歳以上の高齢者を中心に支援しています。

     
    主任介護支援専門員 1
     
    保健師に準じる看護師 2
     
    社会福祉士 2
     
    5名が在籍しています。
     

     

     
    この地域包括支援センターのお仕事は、
     
    1.包括的支援事業
     
    2.避難行動要支援者への対応
     
    3.配食サービス利用者に関するアセスメント
     
    4.介護予防教室
     
    5.家族介護教室
     
    などです。
     
     
     
    包括的支援事業の実態は
     
    ・介護予防ケアマネジメント・・・介護保険予防給付
     
    アセスメントから始まり、プラン作成、担当者会議の開催、給付管理、モニタリング訪問や電話、サービス事業者との連絡調整等、ケアマネージャーさんのようなお仕事をしています。
     利用者さんからは、「ケアマネさん」と思われているようです。
     
    総合相談支援業務・・・何事も総合相談から始まります。
     権利擁護業務、成年後見制度等の活用、高齢者虐待への対応、消費者被害等の防止
     
    ・包括的継続的ケアマネジメント支援業務・・・地域のケアマネージャーの後方支援、困難事例への対応
     
    ・在宅医療と介護の連携推進業務・・・地域包括ケアの推進が叫ばれています。
     
    認知症総合支援事業(認知症地域支援推進員業務)・・・認知症になっても住み慣れた地区で生活して頂くためのお手伝い。認知症サポーター養成講座も事業のひとつ。
     
    生活支援体制整備業務・・・(生活支援コーディネーター・地域支え合い推進員)困りごと発見→地域ケア会議で地域のことを住民と一緒に考えます→自主活動として解決につなげます。

    地域ケア会議で地域の人がとし子盛にならないように、新たな「集いの場づくり」のお手伝いをしました。
    地域で生活のしづらさを待った人の見守りなどについて情報共有するための地域ケア会議も開催しました。

     認知症サポーター養成講座は、認知症になっても住み慣れた地区で生活して頂くためのお手伝いをしています。

     介護予防教室では、体操、認知症予防として脳トレやコグニサイズ、消費者被害防止啓発もしています。

     家族介護者交流会を2か月に一度開催しています。
     家族を介護している方や、介護の経験がある先輩との交流をして頂く機会を作っています。 

     教科書やスクーリングで学んでいた、
      「アウトリーチって どうやってするんだろう??」
     と思っていました。
     
    生業として考えると、アウトリーチは報酬になるとは思えず、それならばどんな事業者がどのようにしているのだろう??と不思議に思っていました。
     
    ですが、
     
    地域包括支援センターで勤務するようになって解決しました!
     
     
     
    地域包括支援センターがアウトリーチを行う機関のひとつでした。
     
    方法としては、高齢者の集まりへ訪問します。
     
    高齢者クラブの中で活動している、さまざまな同好会へ出向いています。
     
    そこで困りごとは無いか聞きます。
     
    ある時は、地域の認知症の方に関して、家族がお仕事で、日中一人になることを案じたご近所に住む方からの情報で、家族へコンタクトを取りました。
     
    他には、地区踏査で実態把握をします。
     
    地区を歩いて、出会った人に声をかけます。地域の方から声をかけてくださることもあります。
     
    以前は、二次予防教室の未受講の方を対象に実態把握を行っていました。
     
    他には、一人暮らし高齢者の訪問や、食のアセスメントなどで一人暮らし高齢者や、日中独居の人、高齢者のみで構成する世帯を訪問しながら地域での困りごとを聞きます。
     
     
    >>大切なこと
     
      キーワードは  「連携」 です! 
     
    市役所・医療機関、サービス事業所、ケアマネはじめ法人内外の他職種・自治区・高齢者クラブ・民生委員・ボランティアといった地域との繋がりが大切です。
     
    >>難しいこと
     
    地域には、何かしら生活のしづらさを抱えている人たちがいます。
     
    介護だけでなく、生活保護といった経済的問題。看護や精神疾患を含む障害や、外国籍で言葉が通じないなどの多問題家族もあります。
     
      
    バーンアウトとならないように自分自身が心も体も健康でなければならないと、常々思います。
     
    地域の行事にも、毎年参加しています。
     
    取り組みの成果としては、「家族介護交流会」は地域へ出向き開催するようにしたところ、毎回好評で参加者も多くなりました。
     
    「認知症サポーター養成講座」は依頼を待つだけでなく、新たに教育機関へ声をかけて実施。地域へ呼びかけて、自主的に開催しました。
     
    新たに取り組みたいことは・・・実習生を受け入れて、社会福祉士育成に貢献したいと考えています。
     
    地域包括支援センターは実習先としても、興味を持って参加して頂けると思います。
     
     
    地域包括支援センターのお仕事は、ひとことでいうと
     
     
    大変!でもやりがいのあるお仕事です
    「大変だ、大変だ!問題だ~」で終わってはダメ。
     
    地域とつながって一緒に課題と向き合いたいと思っています。

    今、多世代交流が必要とされ、高齢者のために、高齢者以外の方とつなげるようなこともしています。
     
    向いている人は、人見知りをしない、新たなことにチャレンジする意欲の高い人ではないでしょうか。