第5回公認心理師国家試験の合格点推測記事
突然ですが、合格発表日とブログ10周年を迎えて一区切りを迎えたことで、ここで小休憩をいただこうと思います。
ウカるんちゃん、ここらでTAKAさんも一息つきたいそうだよ。
そうね。合格発表日も終わったこの機会に私達も来年度に向けて少しお休みをいただくことにしようかしら。
後の展開は忘れされつつある彼らに託したから、お言葉に甘えて休むことにするよ。
タイゴウちゃん、王政復古の鯛号令ありがとさん♪
フクロウフレンズのみなちゃ~ん、ご無沙汰ね~!
「お前ら誰だよ、知らんがな」という厳しいツッコミを画面の向こうから肌でひしひし感じますぞ。
吾輩達のチーム名は「フクロウズ」。ブログのネタ切れ危機の時にだけ出番を与えてもらって4年が経ちましたぞ。
とどのつまり閑古鳥ってわけねってツッコミはやめてちょうだいね。気を取り直してフクロウちゃん、あたち達の底力を垣間見せるために、第5回公認心理師試験について考察してみようじゃないの。
もちろんですがな。既に今後の絶対合格ブログのリクエストとしても届いているみたいですし、受験予定の方も潜在的にかなりいる気配を感じ取って仕方がないですからな。お主は今回の試験はどんな展開が待っていると予想しておりますかな?
ずばり、言うわよ。第5回公認心理師国家試験はこんな感じを予測するわ。
1.合格率が大幅に下降する可能性は低い。
2.試験員が大幅に変わるものの、合格率を大幅に絞る試験問題にはならない。3.合格基準点は6割(138点)以上になる可能性は十分にあり得る。
ほほう。合格点は上がる可能性があるのに、合格率は下がらないと予測するのですな。
そうよ。その根拠はこの通りよ。
1.合格率が大幅に下降する可能性は低い。
→合格率79.6%(平成30年)、64.5%(追加試験)、46.4%(令和元年)、53.4%(令和二年)、58.6%(令和三年)
試験開始後のこの推移をみても、直近3年間は合格率を45%以上から60%内で調整していることがうかがえるわよね。
何と言っても第5回試験は経過措置Gルートの最終回にもなるので、合格率を45%以下に絞るという意図は考えにくいわ。
2020年8月時点での登録者数は35,400人。年々広がる公認心理師のニーズを見ても、まだまだ必要で、今回から合格者数を絞るという可能性は低いわ。
ちなみに試験は異なるけれども、参考に聞いてちょうだい。
法定有資格者を前提とする試験形式に変わる前最後の第20回ケアマネ試験の合格率は21.5%。第19回試験が13.1%だっただけに、最後の回は大幅に上昇した結果になったの。
2.試験委員が大幅に変わるものの、合格率を大幅に絞る試験問題にはならない。
→第5回試験から試験委員に大幅な変更があったのよ。
18名も新任委員になったので、出題内容が以前よりも変更する可能性はあるわ。
例えば第3回試験は、医学分野の出題数が多かったという特徴があったわね。今回の試験委員の専門領域に基づいた出題が多数出るという可能性は考えられるわ。
ただ、公表されているブループリントは、第4回試験とほとんど変更はないから、新出・奇問難問のオンパレードになるという可能性は考えにくいわ。いつものように、1点問題は基礎的な出題と難問を混ぜて、事例問題で点数を取れやすい構成になるんじゃないかしらね。
点数を下げるための新出傾向の出題は複数あるでしょうが、基本的には合格点6割基準を前提とした問題製作になるんじゃないかしらね。
3.合格基準点は6割(138点)以上になる可能性は十分あり得る。
これは第4回試験で初の6割基準を上回った結果が生まれたことからも、可能性は十分にあるわ。
今回でGルート最後ということで、本気で取り組んでくる受験生が多いことで、記念受験組が減ることや、前回あと数点で涙した受験生が捲土重来で合格点の底上げを果たすように予測しているわ。
第4回試験のような勉強をしっかりしていた人間が得点をしやすい出題構成になっていたとしたら、140点を超えることになるのは自然の流れね。
ただ、ここまで言うと今回の社会福祉士試験のように、7割基準の160点超になるのではないかと戦々恐々とされている方もおられるかもしれないけれど、その可能性はとても低いのではないかしらね。
合格率を60%前後に基準にして、138点から最高でも150点(65%)くらいまでを想定して試験問題を調整してくると予測するわ。
Gルート試験最後のこのタイミングで7割基準になるような極端な展開にするのは、試験の信頼性や今後の公認心理師試験の在り方について多大なる影響が生じるからね。
お勧め公認心理師試験対策過去問問題集
長年お主とともにいましたが、まさかそこまで公認心理師試験のことを分析できるとは、正直、「何者」って気持ちでいっぱいですぞ。公認心理師についてもっと知りたくなりましたぞ。
能ある鷹は爪を隠すって言うでしょ。何を隠そうあちしはフクロウだけれどね。
これを機に、タイゴウくんが公認タイヤキ師と自称しているように、公認物知り師とでも呼ばせてもらうことにしようかしらね。あたし達の専用コーナーを設けてもらえそうだし。
公認心理師法第44条2項で公認心理師ではない者が名称の中で「心理師」と名乗ってはいけないと明記されており、罰則規定として30万円支払うことになりますので、あまり調子に乗りすぎないことを強くお勧めしますぞ。
これは一本取られたわね。あくまでもあちしの予想だから、当たるも八卦当たらぬも八卦ってことをお忘れずにね。試験問題が変化しても、やるべきことは一つ。公認心理師試験は過去問の類似出題が多いから、過去問題を徹底的に反復学習することをお勧めするわ。
こんな感じのオチで今日はおしまいだけれども、また公認心理師の話題であちし達と再会する日が来ると思うから、お楽ちみにね!!
続く