社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

MENU

第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

資格試験別の勉強時間ランキングを見て社会福祉士試験を把握しても良いのか。


いざ精神保健福祉士・社会福祉士の勉強を始めるとした時に、情報収集のためにインターネットを活用する方が多いでしょう。

 

「分からないことがあったらまずネット」という習慣が定着している方は多数いらっしゃるはずです。

 

YAHOO!やGOOGLE等の検索エンジンの入力欄に「社会福祉士 勉強法」「社会福祉士 難易度」と言ったキーワードで調べれば関連サイトが複数表示されるはずです。

 

拙ブログを初めて知った方も検索サイト経由という方が大半です。

 

f:id:zettaigoukaku-swpsw:20170503133933j:plain

 

 

いつでもどこでもスマホやパソコン・タブレットで瞬時に情報が手に入るのがネットの強みでもありますが、絶対合格のためにはその情報の真贋を見抜けるかが要になってきます。

 

不特定多数の人間が匿名で書き込める掲示板やSNSサイトの情報を真に受けて受験に臨むと想定外の結末を辿ってしまう可能性が高くなります。

 

「社会福祉士試験は無勉でも受かる」とか「初受験でも一ヶ月くらい勉強すれば100点を超える」といった声を真に受けて準備もせずに受験すると「こんなはずではなかった」と後悔の念が植え付けられてしまうことになってしまうかもしれません。

 

人は自分にとって都合の良い情報を信じようとする習慣があります。

 

 

例えば、占いの結果というのもその一例と言えるでしょう。

 

全く受験の実態を知らない受験生がネットで「社会福祉士は簡単」という文章を複数目にすることで、楽な道を選ぼうとする自分を肯定して、努力を怠るようになってしまうトラップがあります。

 

ここで一例をあげますと、ネット上に存在する「資格試験の勉強時間別の難易度ランキング!一覧で紹介!2023年」なるデータをご覧になったことがある方はいらっしゃるでしょうか。

他でもない社会福祉士試験も対象に入っています。

 

www.agaroot.jp

 

 

1位から27位まであり、社会福祉士は18位の300時間でした。

 


この情報と私が受験歴を照らし合わせると、私が第24回試験の学習を開始したのは、2011年12月19日で、本番は2012年1月29日でした。

実質、35日前後くらいの学習期間だったわけですが、実際に費やした総学習時間は、120~130時間くらいでした。

 

その数字だけを見ると、300時間の半分なので、楽勝に思えてくるかもしれませんが、その背景を考慮する必要があります。

 

学習時間はあくまでも純粋な試験勉強のみの総時間数です。

受験資格取得のための大学のカリキュラムやテストを含めれば、更に大幅に時間が増えます。

 

この学習時間と過去問一点集中式で、当時合格ラインである81点を突破できたわけですが、余裕合格(100点以上)ではなかったので、100点を取るためには三ヶ月くらいの学習期間は必要だったと振り返ります。

 

翌年の第25回試験からは合格率もぐっと下がり、第30回は合格点が基準点を大幅に上がるような結果となっているところからも試験構成は変化し続けています。


第30回試験以降の直近5年間は受験者のレベルが上がっており、過去問を丸暗記するような形では通用しなくなっているというのもあり、単純に勉強時間だけでは合否を判断しにくくなっている印象もあります。

 

更に、私は当時福祉業界に数年携わっていたという職歴や、それまでに15以上の資格試験に合格していて試験慣れをしていたという前提もあります。

 

21位に介護福祉士試験が250時間でエントリーしており、社会福祉士試験と50時間ほどの差でランク入りしています。

 

両試験を受験された方ならば、その差を体感していると思われますが、ネット上で書かれている総受験時間を過信して、勉強を進めるのは危険である可能性が高いと言えます。


数値化されることで合格難易度や取り組み時間が把握しやすいと思えるかもしれませんが、その数字は普遍的なものではない点を意識することが大切です。

 

 

平成時代に、

 

嘘を嘘と見抜けない人でないと掲示板を使うのは難しい

 

という発言を某巨大掲示板の元管理人が発して瞬く間に有名な言葉となりましたが、ネットの情報の信憑性を考慮せずにそのまま解釈して勉強に取り組んでしまうのはとても危険なことなのです。

 

情報を発信した人間はみなさんがその言葉を信じてどうなっても何ら責任を取ってはくれません。

 

中には、「今年から合格点が○○点になる」という情報をフライングで広めることで、受験生の不安を増長させていることを楽しみにしているような人間も見られます。

 

受験で精神が不安定なときほど情報を求めてネットサーフィンしたくなるものですが、情報源によっては更に不安が増してしまうリスクがあることを念頭に入れる必要があります。

 

ではどのような情報サイトが正しいのかという話になりますが、私が知り得る社会福祉士関連サイトの中で信頼できる場所は下記の通りになります。

 

 

1.福祉新聞

 

 

2.赤マル福祉

 

 

 

3.けあサポ

 

 

 

受験参考書籍や福祉ニュースの発信で有名な機関が多いですが、情報元が安心出来ることがポイントになっています。

 

インターネットは玉石混交とはよく言ったもので、情報の真贋を見抜く力が求められます。

 

試験問題にある「正しいものを一つ選べ」のスタートは、何も問題集を解く前の情報収集の時点から始まっているのかもしれませんね。