いよいよ宅建試験前日となりました。
宅建試験を受験しない方も、他試験受験時に共通しているため、参考にご覧ください。
1.トイレはあらかじめ済ませておく
試験直前の会場内に設置されているトイレは、とても混雑します(特に女性用が)。
ベストコンディションで立ち向かえるように、あらかじめトイレは済ませておくことをオススメします。
トイレが近い方は、本番開始が近づいてきたら、過度な水分摂取を控えることも大切かもしれません。
2.本番ギリギリまで基本書や問題集を見直す
これについては賛否両論あります。
試験会場で問題集を見直したことで、自分が知らなかった・覚えていなかった問題が目に入ってきた時に、精神的に動揺してしまい、本番で集中できない危険性があるという声もあります。
「自分はやることは全てやったから、あえて試験会場では開かない」という方は、見る必要はないでしょう。
私が合格した回は、本番開始ギリギリまで基本書の全ページを見直していたところ、たまたま目に留まったページのおかげで1点をゲットできました。
はじめてみる項目でしたが、なぜか印象が強くて、付け焼き刃で覚えたところ、本試験が始まってビックリ、類似問題が出題されたのです。
もしも、あの場で基本書を見直してなかったら、無知ゆえに「あと1点」で不合格になっていたかもしれません。
試験会場に向かう途中で、資格学校のスタッフが、「宅建最終チェックポイント」なる厚紙や冊子を配っています。
そこで手にしたチェックポイントは、試験に出やすい業法や5点免除問題等の重要事項がまとまって載っていますが、精神的に動揺しそうな方は、見ない方が良いかもしれません。
3.マークミスにはくれぐれも気をつける
マークミスなんて、凡ミスを、自分がしでかすわけがない。
と、自分も試験開始前までそう思っていましたが、終了後になると、マークミスが不安で不安で、合格発表日まで約45日間が、恐ろしいくらい長く感じたものです。
私以外にも、試験終了後にマークシート記入ミスが不安で、夜も眠れないといった声を多々耳にしました。
YAHOO!知恵袋などで、「合格発表日に、自己採点では受かっているはずなのに、不合格だった」なんて書き込みを目にした時は、戦慄が走りました。
そういった不安を軽減するためにも、問題を解く集中力と同じくらい、マークチェックは、一問一問正確に行ってください。
全問解き終わった後に、時間的に余裕があったら、マークズレがないか一つ一つ点検を行えば、ミスを防げるでしょう。
問題用紙とマークシートのチェックがズレていたなんてことになったら、泣いても泣ききれませんので、問題用紙の自分が正しいと思った解答チェックも欠かさないでください。
問題用紙は試験終了後に、持ち帰れます。また、後に発表される各資格学校の自己採点にも使えます。
4.わからない問題、つまずいた問題に時間をかけすぎない
近年の本試験は、50問中数問は、見たことがないような新出問題が用意されているものです。
そこで手が止まってしまうと、集中力もかき乱されますし、極力そういった問題は後回しにして、確実に解けそうな問題に移行しましょう。難問は他の受験生から見ても難しくて、正答率も低いですし、その一問、二問で合否が分かれるような問題ではないです。
万全の準備をして、ベストを尽くせるよう願っています。