第25回社会福祉士試験が終了してから1週間後に、都内の某所で合格祝賀会を開きました。
その中の参加者には、合格点72点、合格率18.8%という波乱に終わった試験で、なんと110点以上の高得点を叩き出して、一発合格を果たされた方がいらっしゃいました。
それだけの高得点を取れたのには、徹底的な試験対策を練ったのだろうと予想していたら、意外な言葉が返ってきました。
その方は新卒生なのですが、具体的な受験対策は、学校で使っているテキストや教材、プリントを真剣に取り組んで、普段の授業をしっかりと聴いていたことに尽きると。
私はてっきり、ものすごい問題集の量をこなして、試験対策講座などにも参加しての結果だと思っていましたが、そのやり方で高得点合格を果たされたのはすごいの一言でした。
その後に続くフレーズがさらに印象に残りました。
社会福祉士試験の勉強はとても面白かったです。
100点を超える好成績を出せた背景には、純粋にカリキュラムが面白い、勉強していて楽しいという原動力があったのです。
好きこそものの上手なれと言うように、自分の将来のために、楽しみながら学習している受験生は、結果一つにしても大きな差が出てくるものだと考えさせられました。
19科目もの量、来年は何が出るのかわからない不安から、なかなか勉強に力が入らない方が少なくはないでしょうが、少しでも勉強を楽しいと思える領域に達することができたら、勉強に対するモチベーションも変化してくるかもしれませんね。