私が大学在学時に、相談援助演習のスクーリングや学科試験の課題として、「ホームレス・障害者・低所得者等への就労支援」について、テキスト『社会福祉士相談援助演習
本書では、いざ窮地に陥った時に、どのように危機的状況から脱出できるのかの具体策が紹介されています。
就職したいのに、病気の影響で活動できない。
自分は無知で、生きる知恵がない。
収入がなくて、住む場所がない。
こんな自分の理解者がいない。
SWとして、上記のようなクライエントのニーズをつなぎ合わせるために、他部門と連携を図るとき、社会資源を活用・調整する際にためになる一冊でもあります。
事前知識として、あらゆる可能性を把握しておくことは引出として重要ですよね。
本書の構成は、以下の通りです。
第一章
生活保護を受ける・・・NPO法人事務局長
第二章
失業保険をもらう・・・フリーライター
第三章
住宅ローン返済をやめる・・・事業再生コンサルタント
第四章
法律扶助を受ける・・・弁護士
第五章
社会福祉協議会の貸付金を借りる・・・元・社会福祉関係団体職員
第六章
児童扶養手当をもらう・・・NPO法人しんぐるまざあず・フォーラム
もちろん、自分自身が危機的状況に陥った時にも、実用性があります。