1月29日21時15分 いとう講師の平成27年度試験ボーダー予想を追加
※ 以下社会福祉士試験の話になります。
1月29日現在、見て覚えるナビのいとう講師がボーダー予想と試験分析を公開しました。
ご自身のブログにて、試験終了後すぐに試験難易度含めて分析されています。
第28回試験 ①難しい21問、②普通102問、③易しい27問
ボーダー予想:90点
>講座の受講生は、100点前後が多く、例年と変わらないくらいの方が多かったように感じますので、もしかして、87点~89点くらいに落ち着くかもしれません。
ちなみに過去4年間の分析は、以下の通りでした。
第24回試験 ①難しい40問、②普通86問、③易しい24問 ⇒ 合格基準81点(合格率26%)
第25回試験 ①難しい50問、②普通77問、③易しい23問 ⇒ 合格基準72点(合格率19%)
第26回試験 ①難しい20問、②普通105問、易しい25問 ⇒ 合格基準84点(合格率27.5%)
>昨年くらいの合格率(19%)だと、80点台後半になると思いますが、合格率が30%近くに回復するのであれば、「85点前後」くらいになるような気がします。
第27回試験 ①難しい24問、②普通106問、③易しい20問 ⇒ 合格基準88点(合格率27%)
80点前後(77点~83点の範疇に収まる)という予想
これを見てもわかるように、プロの講師の方でもボーダーを当たるというのは容易いものではありません。
けあサポの露木講師も毎年のように個人ブログで合格点予想を立てておられますが、「受験生としてこのくらいの点数は取ってほしい」という思いを込めて高めに出されていることが多く、精度を求めるような予想ではありません。
ちなみに私も第26回試験までボーダー予想を立てていました。
実際には私が受験した第24回試験から毎年ボーダー予想を明示してきました(第24回は某SNSにて)。
第24回は81点予想でぴったり当たり、その勢いで第25回試験では、試験前の予想を反する試験の難化具合から、70点~75点に収まると唱え続けました。
前代未聞の80点以下という予想に賛否両論の声が寄せられました。
「そんな低いはずがない」
「国家試験が5割基準(75点以下)を下回るなんてありえない」
このような意見も多数寄せられましたが、私の中では80点以下になるであろう確信があったのです。
そして蓋を開けてみれば、72点という史上初の最低水準の点でした。
合格発表直前には、「たとえボーダーが外れても、責めません」というお言葉もいただいていました。
合格発表後に開催した合格祝賀会の参加者からも「救われた」と直接声をかけていただき、それほど私の意表を突いた予想の反響があったことがうかがえました。
私の予想で救われて、希望を持てたという合格者の声を受けて、第26回も予想を続けました。
82±1点
これまでと同じ算出法でした。
しかし、蓋を開けてみれば84点という予想を上回る点でした。
過去の2年間は当たったものの、予想を外してしまったことで、当てることの難しさを再認識させられました。
合格発表日に、83点以下で不本意な結果に終わった方の気持ちを汲むと、自責の念が拭えませんでした。
以前、宅建講師で有名な日建学院のみやざき先生(毎年試験終了後にボーダー予想を立てられています)と合格祝賀会の後に飲み会を行った際に、ボーダー予想に対して、このような本音を漏らしておられました。
ボーダー予想が外れると、相当数の批判が寄せられる。
申し訳ないという気持ちはあるが、自分は予想家ではないから、完全に的中させることは難しい。
私はこの言葉を聴いて、プロの講師が塾生のサンプル結果をもとボーダーを立てても外れることがあるのに、私が個人の視点で安易に発信するのはどうかという思いが強くなりました。
2015年2月6日付で、赤マル福祉のツイートで下記のような文章がありました。
赤マル福祉では合格予想点は出しません。
確かに点数が良くなかった人にしてみれば合格予想点を出すことで少しでも気が楽になると思う。
だけど、合格発表の日に現実を突き付けられ、結果的に、より深く傷つけてしまうかもしれない。
だから不用意に合格予想点を出すことはできないのです。
私の胸の内を代弁してくれたような思いがしました。
私は第27回から予想を記事することを止めました。
そんな私だからこそできることは、合格を祈ること、願うことという結論に至りました。
今年もボーダー予想を求めるようなメッセージがいくつか届いています。
昨年の例もあって、今年何点くらいになるのか予想が難しいというところもありますが、以上の理由から控えさせていただいております。
少しでも合格発表までに不安な心が和らげるような記事を心がけて発信してまいります。