既に令和二年度社会福祉士受験対策の基本書や過去問を解いていても、法律用語がなかなか頭に入ってこなくて頭を抱えている方も少なくないと思います。
「成年後見?相続?体験がないから、イメージが湧かないんだよ。どうやったら覚えられるの?」
そんなみなさんにオススメなのが、
『マンガでなっとく!!行政書士をまるごと理解』 東京法経学院
です。
「社会福祉士試験なのに、なぜに畑違いの行政書士対策の書籍を紹介するの!?」
と思われるかもしれませんが、
社会福祉士試験と、行政書士試験の出題範囲には、共通点があるからです。
民法(制限行為能力者、成年後見制度、使用者責任、詐欺行為、瑕疵担保責任、財産法、家族法等)を筆頭に、行政法、憲法科目がそうです。
(細かい面で言えば、行政書士一般知識科目に例年1問出題される、介護・医療知識問題もそうですが)
マンガの描写は、イメージや直感をつかさどる“右脳”のスクリーンに映し出される。
マンガで覚えられるこの一冊を使えば、体系的、視覚的に法律知識をイメージできます。
このマンガによって、基礎中の基礎知識を分野ごとに短時間で学べるのが特徴です。
特に、民法科目が苦手で苦戦されている方には、オススメします。
実際に行政書士試験を受験した経験がある私としては、行書の民法は、司法書士試験のように細部まで深く追求されるレベルではないので、社会福祉士に出題される民法対策としても、応用できると感じました。
マンガといえど、基本的な部分はしっかりと押さえているので、侮れません。
関連書籍として次のようなものがあります。
『マンガでわかる民法入門』 ナツメ社
『マンガでわかる憲法入門』 ナツメ社
表紙のイラストからは想像しにくいですが、伊藤塾塾長の伊藤真さんが監修した民法と憲法を漫画で覚える入門編です。
全てが漫画ではなくて、条文や判例が主なようです。
テキストでの説明が多く、イメージを含めるために漫画を用いているようです。
リンク先では中身も数枚見れるので、一度ご覧になってみてください。
日本国憲法をマンガで分かりやすく覚えるためのオススメ本として下記の3冊もあります。
『マンガでわかる日本国憲法』池田書店
マンガでわかる日本国憲法 (池田書店のマンガでわかるシリーズ)
- 作者: 木山泰嗣,亀小屋サト,サイドランチ
- 出版社/メーカー: 池田書店
- 発売日: 2014/12/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
【今更聞けないことからばっちり解説! いちばんやさしい憲法の本】
集団的自衛権などによって大きく話題となった憲法。
憲法は改正すべき? 守るべき?
考えるその前に、憲法を読んでみませんか?
本書は、日本国憲法を最初から最後まで丁寧に解説している
憲法を知るための入門書です。
成り立ちから、詳しい内容、現状の課題をマンガや図で解説。
そして、欧米やアジアなど、他国との憲法を比較することで、
日本がどんな国なのかを改めて考えていきます。
◆本書の特徴
・重要条文を丁寧に解説。この一冊で憲法のすべてがわかる。
・9条、改憲、集団的自衛権など、最新トピックスにも対応。
・世界の憲法と比較することで、日本という国を考える。
・大学生2人が憲法を学んでいく、とっつきやすいストーリー。
・前文からはじまり、1条から103条まで。巻末には憲法全文を収録。
(amazonより)
『改訂版石ノ森章太郎のまんが日本国憲法』 講談社
改憲の是非を問う前に読む本!集団的自衛権、9条、表現の自由…憲法問題のツボが、まんがで簡単、わかりやすい!素朴な疑問を集めた、まるわかりQ&Aを大幅加筆。
(Amazonより)
天才バカボンのキャラクター達が日本国憲法の根幹である「平和憲法」「国民主権」「基本的人権」などを分かりやすく解説しています。
勉強につまずいている時、どれだけ暗記しようとしても、覚えられないスランプ時にこそ、こういった基礎固めに特化した書籍が効果覿面だと思います。