第35回社会福祉士試験、第25回精神保健福祉士試験まで二か月を切りました。
試験日が刻々と近づいている今、自分の勉強法について不安で不安で、やり方が正しいのか自問自答を続けている方も少なくはないかと思っています。
例年通りの問題構成ならば、本試験は「正しい答えを一つまたは二つ選べ」という形態が想定されますが、自分自身の勉強法や取り組みが合格のために正しいのかどうかの答えは、最終的に合格発表にならないとわからないもので、自己評価に尽きてしまうが故の不安定さがつきものです。
もう後戻りできない不安感・焦燥感と、ここまで来たら、腹をくくらなければならないプレッシャーから、緊張がピークに達している状態だからかもしれません。
中には、周りの人間と使用テキスト・問題集が異なっていることで、とてつもない恐怖に震えている方もいるかもしれませんが、二か月を切った今、腹をくくった方が勉強がはかどると思います。
自分が選んだ問題集に覚悟が決まらないと、不安から次から次へと買い集めてしまいがちですが、では数が揃えば安心するのかというと大方逆効果になりがちです。
今度は問題量が多すぎてやる気が削ぎれてしまったり、問題集によっては予想問題等の初見問題が目に飛び込んできたり、同じ過去問でも解説が異なったりすると、何を信じて勉強したらよいのか迷宮入りしたような不安に駆られてしまうリスクが生まれます。
問題集が他者と異なっていても、自分が決めた物を信じて最後までこなせるかどうかがキーです。
今では普及率も広がりましたが、受験当時私が使用していた『社会福祉士完全合格問題集』で勉強していた同級生は一人もいませんでしたし、試験会場で試験前に最終確認していた他受験生の問題集を眺めてみても、皆無でした。
どの問題集やテキストを選んだのかで合否が決まるのではありません。
※今年7月に受験した公認心理師国家試験対策に使用した問題集
選択を信じて、何度も何度も繰り返してインプットした者が絶対合格を手にできます。
みなさんが選んだ勉強法&問題集です。
その直感を信じて、本番を迎えましょう。