タイトルは、まさに私です。
今日もそう感じる出来事があってので、身辺整理の意味で記憶が新しいうちに、まとめています。
福祉や教育、心理の現場では、「感情労働」と言う言葉が当てはまるように、心の疲労が溜まりやすくなりがちな業界です。
20年弱携わっている私からしても、疲労を感じなかった日というのは記憶にないです。
1日に3回面接を行うと、合計3時間一対一でクライエントと向き合うこととなり、一日を終わって自宅に帰ると、それはぐったりして他に手がつかない日も少なくはありません。
もちろん、面接だけが仕事ではないのですが、一人ひとりの感情と向き合うことになる特別な時間です。
自己嫌悪、不安、無気力、焦り、怒り、哀しみ、絶望といった感情の他、いじめ、差別、就活のつまずき、虐待、DV、親子不和や障害による傷つき体験が複合的に絡み合っているクライエントの背景を目の当たりにすることで、影響力は大きいのだと感じています。
十数年も仕事をしていれば、ストレスとの向き合い方も上達しているのではないかと思われるかもしれませんね。
確かに、20代前半の働き始めと今を比較したら、相対的にストレスとの付き合い方は変わってきたと言えます。
基本は、自分独りで向き合わないことですね。
私は溜め込んでおけない質なので、周囲の同僚に面談で被った理不尽な思い等を情報共有という形ですぐに伝えています。
また、これは学生時代からの方法ですが、自虐ネタのようにして、ストレスを笑いに転換して消化しているというのもあります。
働き始めと比較して大きいのは、精神保健福祉士や公認心理師、メンタルヘルスマネジメント検定等のストレスのサイクルと対処法を学術的に体得できる資格試験をこなしてきた点です。
机上の空論では終わらずに、セルフケアを実践できる点が大きいですね。
実務と資格試験の勉強がリンクすることで、モチベーションも高まりますし、成果も大きいことも実感しています。
まさに、国家資格キャリアコンサルタント試験は、実務経験ベースで合格することができました。
そうは言っても、前述したように、疲労を感じない日はありませんし、何も手がつかないくらい疲れ果ててしまう場面や、休日でも頭から抜けきれずに気持ちが切り替えられない日も多々あります。
福祉業界に身を投じている以上、避けられない問題だと結論付けています。
感情労働に置かれている方も、そうではない業界の方も、ストレスとの向き合い方は必須ですよね。
この絶対合格ブログではストレスケアになるような関係書籍や情報等を定期的に発信しておりますので、ぜひ参考になれば幸いです。