連日記事に扱っていますが、第25回国家資格キャリアコンサルタント実技面接試験の手応えは感じられずに、「あれでよかったのだろうか」「口頭試問で筋違いなことを答えてしまったのではないだろうか」と不安でいっぱいの受験生は少なくはないでしょう。
実際に、拙ブログやX(旧Twitter)で手応アンケートを全日程で行ったところ、7割以上の方々が「手応えを感じられない」と答えられています。
70%の受験生が手応えがないと答えているのは分かった。
それでも不安が解消するかどうかと言ったら別問題だと感じられているのではないでしょうか。
なぜならば、あなた様自身の出来を審査するのは試験採点側で、結果が分からないから「大丈夫」という根拠、自信を持てない心境なのではないかと思います。
加えて、出題ケースも人それぞれなので、比較しようがない見えない要素も安心しづらいなのかもしれませんね。
そこで、今回は「もしかしたら受かっているのではないか」と少しでも思えるかもしれないデータを用意して、「大丈夫」率をアップしていただきたいという思いでこの記事をまとめました。
根拠とするのは、過去2年分の実技試験データです。
【CC協議会】
第24回 65.8% 平均点:150点中91.9点 論述:50点中32.6点 面接:100点中60.6点
第23回 63.3% 平均点:150点中91.6点 論述:50点中32点 面接:100点中60.7点
【JCDA】
第24回 64.5% 平均点:150点中92点 論述:50点中33点 面接:100点中60.6点
第23回 62.5% 平均点:150点中91.8点 論述:50点中32.4点 面接:100点中60.8点
こうして両機関の数字を比較してみると、ほぼ差はないことが分かりますね。
CC協議会の方が実技経験ルートの合格率が高めというのは今もあるようですが、全体の合格率が6割超というのは結構高いと感じられませんでしょうか。面接の平均点も6割を超えています。
第24回試験の面接手応えアンケートを見ても、やはり7割以上の方々が「手応えがない」に回答されていましたが、蓋を開けてみたら6割以上が合格を果たされています。
こうしてみるとみると、手応えがないと感じられていても、「もしかしたら受かるかもしれない」と、可能性を感じられませんでしょうか。
面接に関しては、各評価40%以上取れれば合格の可能性が出てきますし、きっとこの記事をご覧になられている受験生様は、本気で試験に臨んで、ベストを尽くされたことだと思われますので、相応の結果がついてくると信じております。
私は体調を崩すほど合格発表直前は不安と緊張がピークになりました。
ですが、合格発表の瞬間を迎えて、一気に心が晴れたようで、夜もぐっすり眠れました。
4月に桜咲きますように。