前回に続き、今後新しい資格や進路を模索している方にとって羅針盤となる本の紹介をしたいと思います。
紆余曲折を経て合格を勝ち取ることができた人の自叙伝・自己啓発本を11冊紹介します。
試験合格前・後を追体験することで、モチベーションがアップするかもしれませんね。
1.『だから、あなたも生きぬいて』 大平光代著
中卒→宅建→司法書士→司法試験合格
2.『オール1の落ちこぼれ、教師になる』 宮本延春著
定時制高校→名古屋大学→名古屋大大学院→高校教諭→教育再生会議委員
3.『やっぱりおまえはバカじゃない』 吉野敬介著
暴走族→四か月で国学院大学合格→代ゼミ古典NO.1講師→吉野塾主宰
4.『こんな俺でも宅建・行政書士試験に一発合格できた!』 小林智仁著
ヤンキー→高校中退→3カ月で宅建合格→5カ月で行政書士合格→行政書士事務所開業→地方議員
5.『苦節23年、夢の弁護士になりました』 神山昌子著
シングルマザー→23年目にして、司法試験に合格
6.『芸人学生、知事になる』 東国原 英夫著
ゴシップ騒動→謹慎生活→早稲田大学合格→宮崎県知事→フリー→衆議院議員
7.『私、おバカですが、何か?―偏差値40のかしこい生き方』 深田萌絵著
短大卒→OL→早稲田大学→個人投資家
8.『お金持ちになる資格の取り方・活かし方』 臼井由妃著
短大卒→33歳で会社経営→宅建、MBA、行政書士、理学博士等短期取得
9.『ごく普通の人でも資格を取ってきちんと稼げる本』 横須賀てるひさ著
専修大学卒→リストラ→行政書士事務所・資格コンサルタント
10.『ヤンキー、弁護士になる』 金崎浩之著
暴走族→定時制高校→京都外国語大学→青山学院大学大学院→6度目の挑戦で司法試験に合格
11.『全盲の僕が弁護士になった理由 』 大胡田誠
日本で3人目の全盲弁護士だそうです。
在学中にはじめて司法試験に挑戦した時の感想を、
「英語を学んだ小学生が英検1級にチャレンジするような感覚」
このように表現していました。
大卒後の司法試験浪人時代は、最も辛い時期だったようです。
周りの人間が結婚したり、職場で活躍している姿を耳にして、世の中に自分だけ取り残されてしまうような焦燥感や孤独感に苛まれ、自分を見失ってしまうような先の見えない不安に何度も押し潰されてしまったようです。
それでも心は完全に折れずに、初志貫徹されました。
クライアントと信頼関係を築くためには、カウンセリング能力が欠かせないともおっしゃっています。
自身の障害の経験が他者理解にも随所で活かされています。