社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士国家試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間で一発合格、公認心理師試験はラストチャンスでリベンジ合格を果たしました。今年で11年目の絶対合格ブログは、過去問先行型学習法をベースにしています。仕事と家庭の両立に苦戦されている社会人や、就活と卒論の両立で余裕がない学生が最短ルートで効率よく合格をつかみ取るための必勝法を伝授します。 マークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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  • 第35回社会福祉士国家試験・第25回精神保健福祉士国家試験合格体験談募集
  • 85点を取れれば合格できるけれども。


    今回は、本試験の合格ボーダーについて、考えていきたいと思います。


    第20回以降の過去6回分を見ても、本試験では、不適切問題を除いて、85点を取れれば、合格できる試験レベルになっています。

     
      回 ボーダー (不適切問題の数:処置) 合格率

    ■旧カリキュラム(13科目)

    第20回87点 (不適切問題3問あり=2問全員正解:1問2肢正解)30.6%
    第21回85点 29.1%

    ■新カリキュラム(19科目)

    第22回84点 (不適切問題2問あり=2問全員正解)27.5%
    第23回81点 28.1%
    第24回81点 26.3%
    第25回72点 18.8%



    みなさんは、「85点」という数字を聴いて、高いと感じますか?それとも低いと感じますか?


    もしも100点中の85点ならば言うまでもないですが、150点中の85点ならば、いかがでしょうか。


    恐らく第26回の本試験も、85点以上をキープできれば、高い確率で合格圏内である可能性が高いと推測します。

    新カリキュラムになってからの流れ、特に第25回試験の結果を考慮しても、次回から試験難易度を下げて、合格点を大幅に上げるというねらいは考えにくいからです。


    85点を突破することがどのくらい簡単なのかどうかは、受験層が千差万別のため、一概には言えません。


    私の経験上から言わせていただけば、「前提条件次第」だと評します。


    85点突破を簡単だと言える前提として、

    1.学習期間として三か月以上費やしていて、継続してしっかりと本番に臨める力を備えている人
    2.過去に社会保険労務士や、司法書士など、難関資格に合格していて、本試験を受ける人
    3.ケアマネ、精神保健福祉士介護福祉士など、複数の福祉資格に合格していて、試験慣れしている人
    4.日頃から、新聞やネットの情報収集で、福祉ニュースをチェックしている人
    5.すでに本試験に合格していて、第三者的立場から余裕をもって言及できる人


    この中の条件が2つ以上重なっている方だと思われます。


    第25回の本試験では、合格点は72点でした。不適切の数は0でです。



    初回受験者や、試験に詳しくない方が見れば、150点で72点取れれば、「楽勝じゃん」と、高をくくってしまう方は少なくはないでしょう。

    数字だけ見れば、5割以下でも受かる点数ですから。

    ですが、その回の合格率が20%を切っていることからも、「簡単である」と安易に判断されない方が聡明です。


    そして、合格点だけでは読み取れない合格率事情として、0点科目の存在にも留意しなければなりません。

    第24回、第25回試験では、総合で合格点以上を取れているけれども、0点科目があったため、不合格になってしまった方が多数いらっしゃったようです。

    このようなケースは毎年のように見られます。

    私の知り合いにも、総合で100点を超えているものの、現代社会と福祉分野で0点になってしまうために、数年間不合格が続いている人がいます。

    「自分に限っては0点科目はないよ」
    「85点くらい余裕だよ」


    このような楽観視は非常に危険な試験レベルになってきています。


    本番は狙ったままの点数を叩き出せる方は稀だと思います。

    とにかく1点を死守すること。

    そして、合格基準である6割程度(85点とします)を目指せるような基礎学力を培えれば、どのような合格率であろうと結果はついてきます。