かねてから、本番ではマークミスは致命的であることを強調してきましたが、今回受験直前期ということで、改めて掲載します。
マークミスとは、自分が問題用紙にチェックしていた解答と、実際のマークシート採点結果がずれてしまうこと、自分がこれだと思っていた解答だけれども、マークシート上には違う選択を塗りつぶしてしまうことを言います。
「そんな凡ミスは自分に限ってはない」
と、他人ごととして、呆れられているかもしれません。
しかしながら、現実的に、試験終了後に、マークミスによって不合格になってしまうかもしれない不安に苛まれ続けている受験者が多いのです。
試しに、「マークミス」「不安」等のキーワードで検索してみください。
試験は違えど、同じマークシート式の受験によって、いかに自分の解答に不安を抱えている方が少なくない実態が分かります。
本番では、あの何とも言えない緊迫感と、時間に余裕がないこと、新出問題の連続による焦りやイライラが募ると、冷静な判断力を見失いがちです。
マークミスという普段なら全体に考えられないような行動を取る方も必ずと言っていいほど存在しています。
1点の差で落ちる試験にとって、マークミスは絶対にあってはならない重大な失敗です。
もしもマークミス・マークズレによって、0点科目が生じてしまったら、悔やんでも悔やみきれません。
問題を解く力があるのに、記入方法の錯誤で減点・失格になってしまっては、もったいなすぎます。
そうならないためにも、記入時は必ず問題用紙と照らし合わせる作業を怠らないでください。
特に、バラバラの科目で始める場合や、飛ばし飛ばしで記入される方は、要チェックです。
以前も取り上げましたが、この試験は当たり前のことができる人間が受かる仕組みになっていますから、マークシートをしっかりと記入するという行為に集中してください。
中には、最後にチェックした時に、解答ズレに気付いて、急いで修正した方もいたようです。
結果は合格だったらしいですが、もしも見直しせずにそのまま提出していたら・・・・・・と想像すると、冷や冷やものです。
幸いにも、これから受験するみなさんならば、マークミスを未然に防ぐことができます。
予防策を知っているかどうかで、合否が左右します。
マークシートを一つ一つ記入すること。
そんな当たり前のことを確実にこなすだけでも合格の可能性がぐっと近づきます。