既に社会福祉士受験対策の基本書や過去問を解いていても、法律用語がなかなか頭に入ってこなくて頭を抱えている方も少なくないと思います。
「成年後見?相続?体験がないから、イメージが湧かないんだよ。どうやったら覚えられるの?」
そんなみなさんにオススメなのが、
『マンガでなっとく!!行政書士をまるごと理解』 東京法経学院
です。
「社会福祉士試験なのに、なぜに畑違いの行政書士対策の書籍を紹介するの!?」
と思われるかもしれませんが、
社会福祉士試験と、行政書士試験の出題範囲には、共通点があるからです。
民法(制限行為能力者、成年後見制度、使用者責任、詐欺行為、瑕疵担保責任、財産法、家族法等)を筆頭に、行政法、憲法科目がそうです。
(細かい面で言えば、行政書士一般知識科目に例年1問出題される、介護・医療知識問題もそうですが)
マンガの描写は、イメージや直感をつかさどる“右脳”のスクリーンに映し出される。
マンガで覚えられるこの一冊を使えば、体系的、視覚的に法律知識をイメージできます。
このマンガによって、基礎中の基礎知識を分野ごとに短時間で学べるのが特徴です。
特に、民法科目が苦手で苦戦されている方には、オススメします。
実際に行政書士試験を受験した経験がある私としては、行書の民法は、司法書士試験のように細部まで深く追求されるレベルではないので、社会福祉士に出題される民法対策としても、応用できると感じました。
マンガといえど、基本的な部分はしっかりと押さえているので、侮れません。
勉強につまずいている時、どれだけ暗記しようとしても、覚えられないスランプ時にこそ、こういった基礎固めに特化した一冊が効果覿面だと思います。