10月中旬に都内で連続3日間にわたって行われた心理相談員研修に参加して、登録申請を行ってきました。
心理相談員とは、厚生労働省が推進するトータルヘルスプロモーションプラン(THP)のメンタルケアスタッフの一員として指定されていて、ストレス過多の現代社会で働く人々の健康作りのために、活躍を期待されています。
私は、カリキュラムにあるカウンセリング技法を実演できることと、心理相談員としての事例検討に参加できることに意義を感じたため、参加しました。
前々から述べているように、私は8年半ほど、相談活動を続けていて、最近活動の幅を広げている最中だったため、専門性を培って、他受講生と意見交換することで、視野を広めたいという思いがありました。
研修の受講資格として、私が取得していた社会福祉士資格が該当しました。
実際に、参加してみて、とても有意義な3日間でした。
大企業の心理相談担当者、保健師、大学教授などメンタルヘルスに精通している現場の方々が講義を担当してくださり、机上の空論ではない実践に基づいた声を聴かせていただきました。
参加者は、北海道から九州まで、全国津々浦々から集まっていて、保健師、看護師、社労士、キャリアコンサタントとして独立されている方、産業カウンセラー資格を取得されている方、メンタルヘルスとは関係がない技術職の方、労働局の方など、様々な社会経験を持つ志高い人間の集合体でした。
会社から命令されて取りに来た方、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントを取得していて、更に視野を広めるため、自己研鑽のためなど、様々な動機を持っていましたが、私が働いている職場では決して出会えない世界の方々でした。
この資格は5年毎の更新で、更新に必要な所定の単位を取得するために、研修や学会等に参加しなければならないので、これから積極的に参加して、学びとネットワークを広めていきたいと思います。
そして、心理相談員としての役割を、ホームページでの活動や実生活に取り入れていくつもりです。