令和2年度第33回社会福祉士国家試験は、いよいよ明日に迫りました。
そして、第23回精神保健福祉士試験は本番当日を迎えました。
忍耐と努力の結果、みなさんが研ぎ澄ませた受験勉強の成果を発揮する時がやってきましたね。
1.マークシート記入ミス、転記ミスにはくれぐれも注意してください
自己採点時に、「冷静に見れば、解けた問題なのに」と頭を抱えている方が毎年おられることからもその事実を物語っています。
「マークミスなんて言葉は自分に限っては絶対ない」という過信は封印です。
特に、ページ順ではなくてバラバラの科目でランダムに解く場合は、マーク記入時にずれていないのかも要チェックです。
一つずれていると、全問に影響してくるので、いくら問題が解けてもその時点で試験終了してしまうリスクがあるからです。
2.わからない問題が出たら、勘で解くか、飛ばしてください
全150問(専門科目のみの場合はそれ以下ですが)もの問題量の中、必ず初めて見る問題が登場します。
過去問やテキストに載っていない初見問題を見て、パニックに陥ったり、不合格の恐怖が芽生えてしまったら、試験製作者の思うつぼです。
6割程度に合格ラインを持っていくためには、過去問のみではなくて難問を出さざるを得ないので、例外なく毎年のように奇問・初見問題は出題されるのです。
そのような問題は、正答率も低くて、ほとんどの受験生が同じように感じています。
ですから、飛ばして確実に解ける問題を取りこぼさないようにこなしてください。
繰り返しますが、本番では必ず初めて見る「知らないよ、こんな問題は」という難問が待ち構えています。
それらの問題とにらめっこしていても時間の浪費ですから、勘で解くか、飛ばして別の問題に進まれることを強くオススメします。
3.午前科目で絶望的な手応えでも、絶対に諦めないでください
「諦めたら、そこで試合終了だよ」という某漫画の名言が、まさに精神・社会福祉士試験の午前共通科目に該当します。
この試験は、全150問もある上に、「2」で挙げたような奇問・難問が紛れ込んでいるので、まともに向き合っていたら、心が折れそうになってしまいます。
加えて、午前科目の共通分野問題全体のレベルが高いことが、心理的圧迫に拍車をかけています。
当の私は、午前科目の手ごたえがあまりにもボロボロすぎて、昼休憩時に逃げ出したい衝動に駆られました。
それでも、心折れずに午後に臨んで本当に良かったと振り返っています。
第19回から第32回まで試験終了後の受験生の声を集めていますが、
「午後科目よりも、午前科目の方が難しかった」という声が毎年のように目立っていました。
午前科目で出来が悪いとしても、受験生の多くは同じように感じていますし、例年「赤マル福祉」で集計された平均点や正答率を見ても午前科目の数値は低いですから、どうかめげずに、午後の科目も全うしてみてください。
帰宅後に自己採点をすると、意外に解けていたりするのはあるあるパターンです。
試験を終えたその時点で見切ってしまうのは時期尚早です。
受験勉強を投げ出さなかった不屈の精神力と、絶対合格魂があれば突破できます!
4.専門科目は得点源になるような出題が多いので、落ち着いて解けば大丈夫
精神・社会福祉士試験の専門科目は事例問題含めて冷静に眺めれば解けるような問題が多数用意されています。
「え!なにこの問題」と心を揺さぶるような出題があるかもしれませんが、大丈夫。
他の受験生の正答率も低いですし、他の問題でカバー出来ます。
みなさ~ん!赤マル福祉のフクロウで~す!
(見ればわかるって?)
テンション高めで登場しちゃったけど、みなさん試験も目前で、そんなノリになれないって?
でもでも、こういう時だからこそ緊張で固まっちゃうと出せる力も出せなくなっちゃうから…気楽に考えてほしいの。
一つだけ、試験会場で絶対に思い出してほしいこと!
6割以上の得点で合格できる=4割までは間違えてもいい!!ってこと。
これまで見たことない問題、難しい問題にぶつかって、悩んでしまったり、頭真っ白になってしまった時には、その問題はできなくったっていい!ってまず考えてね。
それより大事なのは、できなきゃならない問題、あなた、が、これまで勉強してきて、できる問題、で、確実に点を取ること。
試験会場っていう緊張感ハンパない場所で、そんなに冷静になれないかも、って思うかもしれないけど、そこは落ち着いて!!
4割できなくってもいい、ってことは、もっとわかりやすく言うと150問中、60問まではまちがえてもいい!ってことよ。
そんなにできない問題あるかしら?きっと大丈夫なはず。
だから1科目に1問や2問、まったくできない問題があっても平気…
できる問題と、選択肢を2つくらいに絞れる問題で、6割をなんとか取ってきて!
赤マル福祉では、案外、試験当日の持ち物とか大事!ってのを言ってます。
例えば、寒いだろうと思ったら暑かったりすることなんかも、あらかじめ考えて。
それから朝、会場に向かう時、もしお昼休み、会場内のトイレが混んでいたら、
外に出て、どこでトイレ使えるかな?とか、ね。
赤マル福祉から、もう一つ、試験当日のアドバイスを見ておいてもらいたいの。
これまで勉強を積み重ねてきた皆さんは、もう、勉強のことで不安になることはないはず。忘れないようにもう一度だけ言うけど、6割を取ってくればいいの!
だから、コンディションを最善にして、実力を発揮してきてね!!
心から応援してます。
そして、試験が終わったら… 慌てていろんな会社の正解速報を見比べるより、試験の終わった夜はよく休んでから、次の日から赤マル福祉の自動採点を使ってくれたら便利よ
試験が終わってから、また会いましょうね~!
これを読んでくれた人は、絶対、大丈夫だから。
邪念を吹き飛ばして、今日と明日は、これまでの学習の全てをぶちかまして来てください。
自分を信じて!!
いってらっしゃい!!