令和5年度第36回社会福祉士国家試験は、いよいよ明日に迫りました。
そして、第26回精神保健福祉士試験は本日2月3日、本番を迎えました。
忍耐と努力の結果、みなさんが研ぎ澄ませた受験勉強の成果を発揮する時がやってきましたね。
今回はブログ読者の受験生全員に向けて、両試験を乗り越えるための特に重要なポイントをお伝えしたいと思います。
※本日15時50分には第26回精神保健福祉士試験の解答速報まとめと試験感想アンケートツイートを発信予定です。
- 1.マークシート記入ミス、転記ミスにはくれぐれも注意してください
- 2.わからない問題が出たら、勘で解くか、飛ばしてください
- 3.午前科目で絶望的な手応えでも、絶対に諦めないでください
- 4.専門科目は得点源になるような出題が多いので、落ち着いて解けば大丈夫
1.マークシート記入ミス、転記ミスにはくれぐれも注意してください
以前から口を酸っぱくして申し上げていますが、本試験には魔物が住んでいると比喩されているように、実際に試験問題を目にすると、正常な思考力がすっ飛んでしまい、結果として普段は起こさないような行動を取ってしまう方が少なくはありません。
自己採点時に、「冷静に見れば、解けた問題なのに」と頭を抱えている方が毎年おられることからもその事実を物語っています。
「マークミスなんて言葉は自分に限っては絶対ない」という過信は封印です。
不安で不安で合格発表日まで過ごす方も少なくはないので、ぜひマーク記入時には全神経を集中して塗りつぶしてください。
特に、ページ順ではなくてバラバラの科目でランダムに解く場合は、マーク記入時にずれていないのかも要チェックです。
一つずれていると、全問に影響してくるので、いくら問題が解けてもその時点で試験終了してしまうリスクがあるからです。
当たり前のことを当たり前に行うことをマーク記入時・確認時にこそ意識してくださいね。
2.わからない問題が出たら、勘で解くか、飛ばしてください
社会福祉士試験・精神保健福祉士試験に共通しますが、たとえば社会福祉士試験全150問(専門科目のみの場合はそれ以下ですが)もの問題量の中、必ず初めて目の当たりにする問題が登場します。
過去問やテキストに載っていない初見問題を見て、パニックに陥ったり、不合格の恐怖が芽生えてしまったら、試験製作者の思うつぼです。
合格ラインを持っていくためには、事前対策されている過去問のみではなくて新出問題・難問を出さざるを得ないので、例外なく毎年のように奇問・初見問題が出題されるのです。
そのような問題は、正答率も低くて、ほとんどの受験生が同じように感じています。
ですから、飛ばして確実に解ける問題を取りこぼさないようにこなしてください。
繰り返しますが、本番では必ず初めて見る「知らないよ、こんな問題は」という難問が待ち構えています。
完璧主義に陥ると、一気に歯車が崩れてしまうおそれがあります。
時間は待ってはくれません。
難問とにらめっこしていても時間の浪費ですから、勘で解くか、飛ばして別の問題に進まれることを強くオススメします。
始めから「わからない問題は5にする」と決めておいて、割りきって塗りつぶすのも一つの作戦です。
満点を取る必要はなくて、100点取れればよし、つまり50点(50問)取れなくても合格できることを忘れないでください。
3.午前科目で絶望的な手応えでも、絶対に諦めないでください
「諦めたら、そこで試合終了だよ」という某漫画の名言が、まさに精神保健福祉士・社会福祉士試験の午前共通科目時に関係してきます。
この試験は、全150問もある上に、「2」で挙げたような奇問・難問が紛れ込んでいるので、まともに向き合っていたら、心が折れそうになってしまいます。
それでも、心折れずに午後に臨んで本当に良かったと振り返っています。
第19回から第34回まで試験終了後の受験生の声を集めていますが、
「午後科目よりも、午前科目の方が難しかった」という声が毎年のように目立っていました。
午前科目で出来が悪いとしても、受験生の多くは同じように感じていますし、例年「赤マル福祉」で集計された平均点や正答率を見ても午前科目の数値は低いですから、どうかめげずに、午後の科目も全うしてみてください。
帰宅後に自己採点をすると、意外に解けていたりするのはあるあるパターンです。
試験を終えたその時点で見切ってしまうのは時期尚早です。
受験勉強を投げ出さなかった不屈の精神力と、絶対合格魂があれば突破できます!
4.専門科目は得点源になるような出題が多いので、落ち着いて解けば大丈夫
精神保健福祉士・社会福祉士試験の専門科目は事例問題含めて冷静に眺めれば解けるような問題が多数用意されています。
「え!なにこの問題」と心を揺さぶるような出題があるかもしれませんが、大丈夫。
他の受験生の正答率も低いですし、他の問題でカバー出来ます。
「え!なにこの問題」と心を揺さぶるような出題があるかもしれませんが、大丈夫。
他の受験生の正答率も低いですし、他の問題でカバー出来ます。
自分を信じて!!
いってらっしゃい!!
いってらっしゃい!!