今日はありきたりでよく聴く話をするので、つまらなく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、受験の心得として今だからこそお伝えしたい内容になります。
試験直前のこの時期になると、
試験に合格できる自信がない。
という思いを抱えている方の声を耳にしますが、裏を返すと、「試験に合格できない」という自信はお持ちだと言えます。
試験に合格できないという自信を持ったまま試験に向かうとどうなるのか。
そのまま達成できないという結末を迎えられる方もいらっしゃいます。
一方で、最初は自信がない自信を持っていたとしても、合格を手にする方も存在します。
それは、学習を重ねていくうちに、「これだけ勉強したのだから、受かるかもしれない」という新しい自信が芽生えるからです。
こうやって既に試験を終えた人間側だからこそこのように淡々と書けるという面もありますが、やれるだけの努力を重ねても、「試験に合格できる自信がない」という思いを持つ受験生は決して少なくはないことを知っています。
「自信がある」「自信がない」の対極と、常に揺れ動く感情に押し潰れそうになっているのは、試験を突破できるだけの力量が備わってきているからとも言えます。
なぜならば、本当に自信がない状態で、諦めきっていれば、受験そのものを放棄する選択もある中、それでも真っ向から立ち向かって挑むという道を進まれているからです。
「自信がある」「自信がない」という実態にこだわると迷宮入りしそうになってしまうので、結論を出さずに目の前の課題をひたすらこなし続けてくださいね。
当たり前のことを当たり前に重ねていけば、自信は後についてきます。
残りの受験勉強期間の中で、最後の最後でその感覚が芽生える可能性が十分にあります。
その境地に達することができる者は決まって、諦めなかった受験生のみです。
公認会計士・司法試験・医師試験の三冠合格を果たした河野玄斗さんは、受かるかどうかのポイントは、受験勉強時に、「受かる気がする」という直感や湧き上がる感情から分かると動画の中で述べていました。
これからは、受かる「かもしれない」「んです」力を日に日に強めていけるように私もブログで後押しさせていただきます。
立ち止まっているように見えても、実は未来に進んでいます。