社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

社会福祉士国家試験受験終了後、絶望に近い気持ちに支配された私の体験談その2

 

不適切問題の是非がヒートアップしてきたのは、試験終了間もなくしてでした。

 
解答割れをしていた「問96」は、第23回の解答速報で全問的中させた中央法規のけあサポが「3」にしていたため、「4」を選んだ私の命運を左右しました。

 

 

第96問
事例を読んで、Kソーシャルワーカー(社会福祉士)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。


〔事例〕
病院に勤務するKソーシャルワーカーは、交通事故による外傷で左半身が麻痺したLさん(43歳男性)を主治医より紹介され、退院援助を行うことになった。Lさんはこの事故によって失業し、退院後の就職の見通しもなく、また、そのことが原因で家族との関係がうまくいっていない状況にあった。Kソーシャルワーカーは、同室者がいない時間にLさんの病室を訪れ、Lさんからの了解を得て面接を始めた。 最初は順調に話をしていたLさんであったが、Kソーシャルワーカーが家族との関係について質間を始めると、徐々に表情が険しくなり、「家族のことは話したくありません。もう結構です。出て行ってください」と言った。



1. Lさんの意向を尊重して面接を中断し、主治医に面接に応じるよう説得してもらう。
2. 面接の継続は難しいと判断し、Lさんの気分を害したことをおわびし、Lさんの家族及びかつての職場の上司から情報を得る。
3. Lさんの気分を害したことをおわびし、質問内容を変え、Lさんの障害に焦点を当てるようにする。
4. Lさんの気分を害したことをおわびし、間を少し空けて改めて面接を行うことにする。
5. 個人的な情報について聞くことが必要だと説得し、Lさんへ根気よく質問を掛する。

 


この1点(1問)によって合格できるかどうかが分かれるほど重みがあります。

  

1点の差で、毎年多数の受験者が悔しい思いをしているので、どうか加点してほしいと藁にもすがる思いに覆われました。


私は学生時代に漢検準1級を受検した時に、「あと1点」という決して忘れられない過去体験があったので、その辛さは二度と味わいたくありませんでした。

 

更に追い打ちをかけるように、18科目群の中で1科目だけ自己採点で「1点」だった現実が待っていたため、首の皮一枚な不安感が恐怖に拍車をかけました。

 

試験終了後には「落ちても仕方がない」「また来年か」と、諦めの境地に達していたのに、いざ自己採点をした結果、合格の可能性が見えてきたことで、にわかに「なんとしても今回合格したい」という執着、欲が湧いてくるのです。


自己採点によって、どれだけ自分が合格を渇望していたのかを再認識することになり、合格発表日まで合格を願わずにはいられない日々が待っていました。

 


不適切問題についてですが、第24回試験は、2~3問ほど疑惑の声が挙げられていました。


最後まで物議を醸し出していた問題が、問44、問130です。

 

問44問

 

公立の社会福祉施設の民間委託に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。


1 公立の特別養護老人ホームの管理を指定管理者制度によって委託される団体は、社会福祉法人でなければならない。
2 公立の保育所の管理を委託された団体は、その保育する児童の保護者が保育料を滞納した場合には、督促状を送付して強制徴収を行うことができる。
3 公立の社会福祉施設の管理を民間団体に委託した場合は、社会福祉施設の設備及び運営に関する基準に従う義務を免除される。
4 公立の社会福祉施設の管理を指定管理者制度によって委託された団体は、管理に係る業務を一括して更に第三者に委託することはできない。
5 公立の児童孝養施設の管理を委託された団体は、都道府県の措置により入所した児童の養育に要する費用について、その4分の1を負担する。

 

 

 

第130問
事例を読んで、H相談支援専門員が行う相談援助活動に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。


〔事例〕
G君は、8歳の重症心身障害児であり、痰の吸引などの医療的ケアが必要である。普段は、地域の特別支援学校にスクールバスで通学している。最近、母親は体調が思わしくなく介護に負担を感じている。母親は病気の状態に不安を抱えていて、G君をどうしたらよいかをH相談支援専門員に相談した。母親はG君を家で介護したい気持ちも強いことを訴えた。

1. 重症心身障者児施設の入所の手続きを提案する。
2. 重症心身障害児(者)通園事業の利用の手続きを勧める。
3. 重度訪問介護の利用の手続きを提案する。
4. 重度障害者等包括支援の利用の手続きを勧める。
5. 居宅介護の利用の手続きを提案する。

 

 

問44は委託が委任となり、問題文の誤植になるため、問130は、各模範解答に割れがなかったのですが、受験者の間では、事例文があいまいだし、現場に携わっている人間からは、「実際のサービスでは、模範解答とは違う選択肢を使っている」との声があげられて、波紋が広がっていました。


肝心の私は、問44も問130も、模範解答通りだったので、正解になる予定でした。


もしも不適切問題と認識されると、全員加点になり、ボーダーが2点上がる可能性があるので、「もしも」の恐怖が押し寄せてきました。


ネットの書き込みを見ていると、「不適切に違いない」と、センターに指摘した人もいたようで、行方が気になって仕方がありませんでした。


私と同じように、ボーダー上にいた方も、祈るような思いで、固唾を呑んで見守っていたのではないでしょうか。

長い長い合格発表までの間、不安はますます募りました。

 


後の第28回試験では不適切問題が2問登場しましたが、一点や二点が問題の不備で動かされるかどうかの緊張感はボーダー上の方でないと分かり得ない感覚です。

 


唯一の希望は、第36回試験では90点とした小高塾が79点ボーダー予想をしていたことと、『見て覚えるナビ』筆者いとう氏がブログにて、「今年のボーダーは80点を下回るかもしれない」という見解を示していたことです。

 



分刻みで新しい情報を模索して、「もしかしたら、自己採点ミスがあるかもしれない」と、何度も何度も問題用紙と自己採点を繰り返しましたが、私の場合、85点前後という現実は変わりありませんでした。

 


頼むから今年の合格点は86点以上にはならないで欲しい。


一点でも下がって欲しい。


不適切問題は起きないで欲しい。

 

ネットの情報を模索しては、ボーダー予想に一喜一憂し、絶対合格を何百回と心のなかで反響しつつ、合格発表日までの45日間(当時は一ヶ月以上ありまあした)祈り続けました。

 

 

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