社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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捨て科目の危険性その2 <英検受検体験から>


捨て問科目を実行したことで、痛い目を見た二つ目の体験は、シスアド試験の次である、7年前に受けた英検2級試験です。


高校時代に準2級まで取得して私ですが、元来英語には興味が湧かなかったため、2級試験への挑戦は放棄していました。

しかし、大学入学後に留学生達への日本語授業ボランティアに傾注するようになってから、俄然英語に興味を持つようになりました。


教科書で学んだ受け身の英語から、実用性のある英語にニーズが変わったのです。


とは言っても日本語授業ボランティアなので、留学生とは、基本日本語でのコミュニケーションが中心です。


彼らに日本語で説明しても通じない単語を、英語で言い換えると、相手が理解してらえる瞬間が多々あり、英語の有益さを知りました。


なまじカタコトの英語を並べて通用するのもあって、こんな自分の英語力でも会話が成り立つことを学んで、しっかり英語が「わかったつもり」になっていました。


間もなく受けた英検2級受検に挑むにあたって、その錯覚によって自滅することになるのです。


「自分は留学生達とのやり取りに慣れているから、リスニングを捨て科目にしても受かるのはないか」という目論見を立てて、シスアド試験同様に、リスニング対策は一切せずに臨んだのです。


加えて、高校時代に無勉で運よく受かった準2級の経験があったのが裏目に出てしまいました。


努力しなくても受かるという過信が根底にあったのです。


大学2年までは英語の必須授業がありましたが、あくまでもやらなきゃいけないからこなしているスタンスだったので、英語力が高校時代よりも向上した実感はありませんでした。


当時の私は、「自分は20代になってから留学生達とよく接しているし、経験も積んだので英語力が強くなった」という誤信に支配されていました。


シスアド受験の経験から、択一問題だけはそれなりに一回り以上勉強しないと落ちると思っていたため、二周くらい繰り返しました。


一問一答式の過去問形式の高橋書店発行『英検2級頻出度別問題集 』を購入して、反復学習に励みました。


しかしながら、リスニングに関しては、「留学生達とよく接しているからスルーしても大丈夫」という甘い打算から、一切手をつけないまま本番を迎えました。


この大誤算によって、シスアド受験の二の舞を踏むことになります。


実際に、択一問題はそこそこ解けましたが、リスニング問題は全く分かりませんでした。


試験で問題を解いてみて初めてそのレベルを知っただなんて、傍からみれば無謀で滑稽すぎる話ですが、事実です。

ネイティブの英語が速すぎて何を言っているのだか分からずに、戸惑っている私に構いなしに、あっという間に問題が終わってしまいました。


結果は壊滅状態でした。




私の2つの体験談をご覧いただいて分かるように、当たり前のことですが、どのような試験においても、万全の準備をしないままマグレで受かるようなレベルではありません。


初めから捨て科目を決めて、ノータッチ、またはなんちゃって学習だけでチャレンジするのは無謀すぎるのです。


その後受けた宅建受験一年目も似たような体験をしますが、これらの度重なる失敗談から、試験に対しての考えが大分変わっていきました。



思い込みではなく、戦略的な学習方法と、それに伴う学習量がセットになれば、おのずと結果がついてきます。


こんな当然の真髄に後で気づくわけですが、試験を受ける前は、「甘え」「過信」「やる気のなさ」の三点セットから、自覚できなかったのです。


無知は最大の敵です。

みなさんはまだ時間があります。


私の話を反面教師にして、今後の学習計画に役立てていただけると嬉しいです。