社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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捨て科目の危険性その1 <初級シスアド受験体験から>


前回、捨て科目の是非ついての考えを述べました。

今回は、その恐ろしさをさらに知っていただくために、今回と次回の2回に渡って、私がかつて受験した他資格試験で捨て科目を作ったために、不合格になった体験談をお話します。


1度目は、今から10年前に受けた「初級システムアドミニストレータ」という情報処理系の国家資格受験です。


この試験は、平成21年度春期試験にて終了していて、現在のITパスポート試験にて、部分的に吸収されています。


初級シスアド試験も社会福祉士同様に、午前科目と午後科目に分かれて実施されていました。


午前は、全80問で、試験時間は2時間30分。4択形式した。


内容は、コンピュータに関する基本知識・用語・計算問題等でした。

午後は、全7問で、2時間30分の長文・複数選択形式でした。

内容は、ネットワーク・セキュリティ・コストの最適化・表計算の使い方・データベースの理解等です。


当時の私は、受験にあたって、LEC発行の過去問題集を購入して、一ヶ月前から勉強開始しました。


午後科目は一切手をつけずに当日を迎えました。


なぜそんな甘ったれた勉強法で挑んだかというと、ズバリ「やる気が起きなかったから」です。


ネットやPCの操作には興味があって受験を決めたのですが、いざテキストで問題を解いてみて、実際に情報処理の専門用語や計算式を覚えるのは、苦痛で仕方がありませんでした。


大学2年次に、インターネット実務検定2級には合格していましたが、シスアドはもっと幅広い分野から出題されていたため、それほどアドバンテージにはなりませんでした。


加えて、シスアドに合格したところで、就職に有利になるわけでもありませんでした。

いくら国家資格といえど、情報処理資格の初級的位置づけにあるこの資格は、就職のアピールには弱かったのです。

ワンランク上の基本情報技術者試験の方が社会的評価は高かったのですが、シスアド以上に専門知識を要するために、興味は生じませんでした。


というわけで、「とりえあえず、申し込んでしまったし、適当に受けてみるか」という生半可な気持ちで、過去問を全ページ解いてもおらず、苦手分野は全部捨て問にして本番に臨みました。


その結果は、想像の通りです。


結果はもちろん不合格でした。


いくら初級といは言え、国家試験です。


一ヶ月だけの期間かつほとんど手をつけていない“なんちゃって勉強”で受かるほど現実は甘くはありませんでした。



この話にはおまけがあって、午後科目は受けずに午前科目だけで踵を返して帰ってきたのです。

午前科目の出来が芳しくなかったため、すっかり戦意喪失していました。


この経験も影響して、社会福祉士の本試験日も、惨敗だった午前科目が終わった後に、午後は受けるだけ無駄だから自宅に帰ろうかと本気で考えたのです(思い止まった理由は、体験談で触れています)。



さて、シスアドの午後試験を回避した理由は、午前テストの不出来さに加え、事前勉強の段階で一切手をつけていなかったからです。

さすがに長文読解形式の午後問題を、その場の勢いだけで突破できる自信は皆無でした。




しばらく経って結果が自宅に届きました。


こんな付け焼刃の勉強法だったのにも関わらず、午前科目の成績は合格点よりマイナス数点の得点だったのですが、惜しいからとい言って次回受ける気持ちは全くありませんでした。


興味が湧かない、午後試験の勉強がやる気が起きない、この試験は自分に向いていないという理由から、見切りをつけたのです。

続く