「石の上にも三年」という有名な諺がありますが、そこまで長期間忍耐を重ねなくても、まずは3ヵ月間継続してみるだけで、成長した自分を確実に感じ取ることができます。
書店やネット上で、宅建や社会福祉士試験は、3ヶ月の勉強期間で合格できる(できた)といったフレーズを目にすることが多い方もいらっしゃると思います。
実際に、両資格を受験した私の所見からしても、正しい勉強法で、90日間継続して反復学習を続ければ、かなりの確率で合格できると思っています。
3ケ月という期間は、数字にするとあっという間のようですが、実際にチャレンジしてみると、思いのほかしんどくて、先が見えない長い期間に感じる方が多いかもしれません。
過ぎてしまえばあっという間なのですが、特に初学者にとっては、繰り返し学習を重ねるのは面白くないものです。
でも、宅建ならば7月から、社会福祉士ならば10月から本格的に勉強を開始する受験生が見られるように、3ケ月のチカラは侮れません。
中卒で元プロキックボクサー、12種類の職を転々とした元落ちこぼれの廣田康之さん著『敗者復活力』の中でも、「どんな人でも一流になれる方法」として、3ケ月で別人になれる大切さを、実体験から説いています。
3ヵ月間だけ、何も考えずにやってみる
そうすると、細胞が全て生まれ変わる
そして、その仕事や勉強を自然に好きになってしまう
と、力説しています。
廣田氏の場合は、3ケ月の我慢で、年収1億円を手に入れるきっかけになったとのことです。
人は3ケ月くらいで全ての細胞が一巡すると言われているように、厭わずに何とか継続できた暁には、本試験でもきっと3ヶ月間のチカラを実感できるはずです。