試験日が刻々と近づいているからこそ、自分の勉強法について不安で不安で自問自答を続けている方も少なくはないでしょう。
えっ?この時期にいまさら勉強法について悩んでる暇はないでしょ!?
こう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、残された時間がわずかなこのタイミングだからこそ、不安が募るのも自然だと思います。
それは、もう後戻りできない不安感・焦燥感と、ここまで来たら、腹をくくらなければならないプレッシャーから、緊張がピークに達している状態だからかもしれません。
時間がないのに頭に入らない、点数が伸びない、そんな焦りと不安から、先の見えないトンネルをさまよって暗中模索しているような心境なのかもしれません。
何かを選ぶということは何かを捨てることですよね。
ここまで来たら腹をくくって最終決戦に向けて牙を研ぎ澄ませてみませんか。
問題集の是非に悩むよりも、圧倒的学習力で勝利を掴み取りましょう。
昨年110点以上の高得点を上げた方も、10周以上過去問を反復学習という非の打ち所のない事前学習を完遂されました。
得点を伸ばすためには、順調には行かずに停滞期というものがつきものですが、なかなか点数が上がらないスランプに溺れずに、必死にバタつきながら泳ぎ続けることで、ぐっと加速がついて目的地にたどり着けるようになります。
今は頭で考えても実感はないでしょうが、あと数回繰り返せば、分からない問題が分かるようになりますから。
何度も何度も繰り返して、それでもどうしても理解できないのならば、諦めるというのも一つの決断ですが、未だあと一ヶ月ある中、可能性を自ら見切ってしまうのは時期尚早です。
対人関係を理解するのには時間がかかり、人の心は思うように構築できないことも多々ありますが、勉強という孤独な作業を諦めないことで、コミュニケーション面でも諦めずに忍耐強く向き合うことの大切さを実践できるようになる恩恵もあります。
今苦労している思いは、決して試験だけの一過性の体験ではなく、本当の効力は試験後に待っています。
中には、周りの人間と自分のやり方や使用テキスト・問題集が異なっていることで、とてつもない恐怖に震えている方もいるかもしれませんが、開き直ってしまった方が精神衛生上に良いです。
問題集が違っていても、みんなと同じでなくても、自分はやることをしっかりやれている。
このように。
合格というゴールに向かう条件がそれぞれ異なっていても、最終的にたどり着ければいいんです。
私が使用していた『社会福祉士完全合格問題集』で勉強していた同級生は一人もいませんでしたし、試験会場で試験前に最終確認していた他受験生の問題集を眺めてみても、皆無でした。
みなさんが選んだ勉強法&問題集です。
その直感を信じて、圧倒的継続習慣を身につけて、本番を迎えましょう。
長いトンネルの出口はまもなく見えてきます。