前回の無料編に続き、今回は有料で受験勉強に集中できる場所の紹介です。
- 1.電車の中、待ち合いスペース
- 2.自習室
- 3.漫画喫茶
- 4.ファミリーレストラン
- 5.ファーストフード、喫茶店
- 6.旅行先の宿泊ホテル
- 7.大学の学食
- 8.銭湯、温泉の休憩スペース、待合席
- 9.カラオケルーム
- 10.コワーキングスペース
- 11.ブックカフェ
- 12.おふろカフェ
1.電車の中、待ち合いスペース
通勤・通学の往復で有効活用する人も多いのではないでしょうか。
私自身も電車で移動することが多いので、空き時間を受験勉強に充てて過ごした時期が多々ありました。
往復の乗降駅間だけでなく、時間に余裕がある時は、終点から始発まで乗車時間を増やして、勉強している人もいるようです。
元代ゼミ古典講師の吉野氏が、受験時代に山手線を一周して、勉強時間に充てていた話もあるようです。
待ち合わせ室は、駅によっては空調環境もあるので、長居できるかもしれません。
ちなみに私は今、この記事を小型パソコン(Chromebook)で電車の中で書いています。
約1キロの重量なので、苦にならず、バッグやリュックに入れて移動しています。

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通学・通勤の定期券を持っていれば無料で使えますね。
2.自習室
大学等の教育機関に所属している人間や、資格学校の通学コース等に申し込んでいる人間が利用できるサービスとして用意されているスペースです。
他の受験生や学生が真剣に学習しているため、本気で立ち向かう環境としては適しているでしょう。
ただし、夏期は受験生が多いので、時間帯によっては非常に混雑しています。
3.漫画喫茶
ドリンクフリーで、気分転換に漫画やPCも利用できて、追加料金を払えば飲食も可能です。
図書館よりも刺激的な環境ですが、勉強に慣れるため、息抜きをこまめに入れたい人には適しているでしょう。
小林智仁さん著の『こんな俺でも宅建・行政書士試験に一発合格できた!』でも、椅子に座って長時間勉強するための一歩として、漫画喫茶を推奨しています。
4.ファミリーレストラン
一人では入りずらいイメージがあるため、あまり利用したことはありませんが、利用時には、黙々と勉強している学生もよく目に入ります。
時間帯によっては、おしゃべりを目的とする学生の集団客と重なることもあるため、集中したい方は要注意です。
5.ファーストフード、喫茶店
定番中の定番ですね。
スタバは、コーヒーの料金が他社よりもちょっと高めな分、快適な環境創りに力を入れているため、空間料が含まれていると聴いたことがあります。
タリーズコーヒーは受験勉強用スペースが設けられている店舗もあり、受験生が大学受験問題に数時間集中している姿が目に留まります。
個人的にはファミレスのようなくつろげるソファがあるコメダコーヒーがオススメです。
受験生の他にも、ノマドワーカーと呼ばれるスタイルの人たちも活用していますね。
6.旅行先の宿泊ホテル
旅先くらい勉強から離れたいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、案外捗るものです。
私が色濃く覚えているのは、漢検準1級受検前に、箱根湯本の旅館に宿泊した際です。
漢検は、暗記中心の試験なので、次々とインプットされました。
日常生活の喧騒から離れた別世界で、リラックスしていたからこそ、脳に浸透したのかもしれません。
作家が宿泊先で原稿を書く習性がある点にも共通していますね。
7.大学の学食
入場自体は無料ですが、部外者の方は気が引けるというのが率直なところではないでしょうか。
今は在校生ではなくて、一般の利用者でもウエルカムで開放された学食がたくさんあります。
飲食を終えた後に、一服を兼ねて、勉強しても咎められないと思います。
実際に、在校生が学食で勉強会をしている場面もよく見ます。
興味がある方は、このサイト等を参考にしてみてください。
8.銭湯、温泉の休憩スペース、待合席
3時間利用で800円というように、時間制限があって、館内を自由に移動できる場所が多いですね。
飲食も可能ですし、場所によってはマッサージ機もありますから、休憩時間も満喫できますね(最近では後述するお風呂カフェと呼ばれる温泉とワーキングスペースが融合した施設もあるので、リラクセーションも同時に行なえて勉強がはかどります)。
個室を有料で貸し出しできるような大型施設もありますので、興味がある方は、調べてみてください。
9.カラオケルーム
防音個室なので、意外に勉強するのには適している環境でもあります。
平日は高齢者の社交場としても活用されていますし、ミーティングで利用している方もいて使い方は多様性があります。
フリーコースで部屋を確保できれば5時間以上過ごすことも可能ですし、ドリンクバーがセットになっている場所もあるので、適宜に水分補給や休憩を入れながらマイペースで過ごせます。
ただし、長時間取り組むのならば、照明が暗くないような部屋がいいですね。
学生が夏休みになると混雑が予想されるので、事前に電話をして予約を取れれば安心して利用できます。
今は、一人専用カラオケ店もありますから、日常生活から一歩離れたカラオケ学習法はいかがでしょうか(一人カラオケの場合、料金が上乗せされる店もあります)。
10.コワーキングスペース
聞き慣れない方も多いのではないかと思いますが、私は3年前に初めて利用しました。
コワーキングスペースの代表例はビルの一角に位置していて、会議室、事務所スペース、打ち合わせスペース、作業スペースがワンフロアでそれぞれ使用することが出来ます。
月額払いの他、2時間500円くらいの価格で予約なしで飛び入り利用できる方法もあります。
利用時間内はフリードリンクが可能な場所もあれば、ノートパソコンやホワイトボード、コピー機等を有料で使用することも出来ます。
WIFIは無料で使用することが出来ます。
勉強会やミニセミナー等を開いている方もいるようです。
私が利用時は、打ち合わせをしているサラリーマンらしき方や、黙々とノートパソコンに没頭している1人利用者が多くいました。
起業家やノマドワーカーのような方や作業に没頭したい方は有効活用しているようです。
日本全国のコワーキングスペースを検索したい方へ↓
11.ブックカフェ
全国的に広まっているブックカフェも低料金で使える場所の一つです。
ツタヤ書店とタリーズコーヒーやスターバックスが併設されていて、ワンドリンクで書籍を3冊まで読み放題というルールを設けている店舗が多いです。
WIFIや電源が用意されていたり、勉強席が設けられているカフェもあるので、勉強に、読書に、PCを使った作業にと、マルチの活動が行えます。
資格試験の本等は持ち込み禁止とされている場所が多いですが、図書館では未入荷もしくは予約が殺到しているベストセラー書籍等が読めるというメリットもあるので、気分転換や教養を身につける場所としても有効です。
勉強の合間にストレス発散法等の心理学的な本を読むのも効果的ですね。
ただし、場所によっては、祝祭日は長時間の受験勉強(1時間以上等)は禁止とルール化されている店舗もあるので、事前確認が必要です。
12.おふろカフェ
徐々に全国展開が広がっているおふろカフェも勉強に専念できる環境が用意されています。私は先日はじめてデビューしました。
場所にもよりますが、1日800円前後から1300円ほどで館内を利用することができます。
お風呂に入れることはもちろん、休憩スペースには、ソファ、ハンモック、自動マッサージマシーン、電源、フリーWifi、テーブル、PC等が設備されています。
私は平日の午前に訪れたのですが、夏休み入りというのも手伝ってそれなりに賑わっていました。休日は相当混雑されることが予想されるので、数時間単位で勉強をするのには適していないかもしれませんが、 気分転換を図れてリラックスできる仕組みが多数用意されているので、いつもとは違った環境での学習という点で利用されてみるのも良いかもしれません。
以上、スキマ時間や本格的な勉強含めて、勉強できる環境は、案外身近にあるものです。
無料編に引き続き、「こんなオススメの場所がある」というみなさんの声も募集しています。