今日から精神保健福祉士・社会福祉士関連資格として、私が取得済みの資格をもとにご紹介させていただきます。
次なるステップや自己啓発のために、受験の参考になれば幸いです。
第1回は、「福祉住環境コーディネーター」です。
この記事をご覧になっている方の中で取得済みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この資格のステップアップとして社会福祉士や精神保健福祉士資格を受験される方も多いと思います。
大学や職場で推奨されて取得されている方の声もよく耳に入ります。
私は社会福祉士試験の一年後、2013年7月の第30回試験で2級を受検しましたが、まさに福祉の基礎を学ぶためにはもってこいの難易度とカリキュラムです。
私の受験動機は既に宅建士を取得しているのもあって、建築と福祉の知識をより広めるために受けたものです。
3級を飛ばして一気に2級一本で受けました。
1級は2級取得済みでないと受検できないようです。
歴代のブログ合格者の方の中にも、1級や2級を受験されたというご報告をいただいたこともあります。
以下試験の詳細をまとめました。
● 福祉住環境コーディネーター
主催:東京商工会議所
第44回試験日
2020年7月5日(日)
申し込み期間
4月21日(火)〜5月22日(金)
受検料
3級 4,400円
2級 6,600円
1級 11,000円(1級受検日は11月22日(日)のみ)
合格率
第43回
2級 44.6%
3級 55.8%
2018年度全体結果
1級 11.8%
2級 28.6%
3級 56%
四肢択一出題形式です。
1級は10%ほどの難関試験のようです。
合格率だけを取るならば、福祉系資格の中では最低水準とも言えます。
■ 福祉住環境コーディネーター試験ってどんな試験?
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対し、できるだけ自立しいきいきと生活できる住環境を提案するアドバイザーです。医療・福祉・建築について体系的に幅広い知識を身に付け、各種の専門家と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示します。
(公式説明ページより引用)
私は受検にあたって、以下の問題集を購入しました。
私が受検勉強に本腰を入れたのが試験の1週間前だったので、超短期間駆け込み勉強式で、過去問一冊のみで挑みました。
既に社会福祉士試験に合格しており、福祉職に携わっている人間ならば、カバーできる知識も多く、かなりのアドバンテージになると感じました。
受験体験記などはこちらをご覧ください。
福祉職の世界に身を置いていると、この資格を名刺に書かれている業界の方も時々見られますね。
こちらのページでは、バリアフリーのエキスパートとして紹介されています。
取得済みの方で、「こんな風に生活や職場で活かしている」という実体験がありましたら、ぜひコメント欄等で教えてくださいね。