10月も早10日が過ぎました。
最近になってgoogleやYAHOO検索経由で初めて拙ブログにお越しくださった方に向けて、改めて管理人の社会福祉士・精神保健福祉士両試験の学習記録について記事にまとめました。
まずは社会福祉士試験編です。
11年前の2012年第24回試験になりますが、私が受験生活をスタートする前に心がけたのは以下の2点です。
・私に残された勉強期間は35日ほど。タイムリミットで逆算した結果、100点ではなくて90点を目指す。
・自分が第一印象で「これだ!」と思った問題集から浮気せずに、一筋で試験日に臨む。
受験勉強開始前、過去の受験生のデータを集めると、毎年100点以上を出されている合格者は上位少数でした。
スタート地点で残された日数は40日以下。
ここから三ケタの得点を出すことはハードルが高すぎると見立てて、6割基準の90点さえ取れればOKという目標を掲げました(この年の合格点は81点でした)。
合格後につくづく感じたことは、受験開始前に、試験の特徴を知り、自分の特性を理解した上で、自分に見合った学習法を定めて継続することが絶対合格をつかむために必要な戦略であったと振り返ります。
私が受験に臨んだ勉強法では、テキストを一切使用しませんでした。
今振り返れば、90点以上の得点を出す必要がある近年の社会福祉士試験に対しては浅はかすぎる姿勢だと思いますが、当時問題集のみで、テキストを使用しなかった理由は下記の通りでした。
・残された試験時間がわずかだったので、テキストを併用して熟読している余裕がないこと。
・宅建士、秘書検、漢検等の受験歴から、一冊の問題集を反復学習さえすれば、合格ラインレベルならば到達可能だという見込みがあった。
・過去の合格点推移をみると90点以下でも合格できていたため。
以上を踏まえ、時間短縮と効率重視の一点集中勉強法として過去問というツール以外で最適な選択はありませんでした。
使用問題集はこちら
私の社会福祉士試験の勉強法を紹介しますと、
約600問掲載されている過去問題集の1題5肢に対して、一問一答式で解き続けたため、35日間で合計3000問近くの問題をこなしました。
前述したようにテキストを読まずに、いきなり問題集から解き初めて、解説を読んでアウトプット→インプットを相互に行うという方法です。
一冊を「解く」問題集、「覚える」テキストとして併用するように取り組んでいました。
全体で90問得点するために必要な理解度を培うためには、このやり方でも順応できたと振り返っています。
➝その後十数以上の資格試験を受けてきた経験から、「理解するための勉強」には、問題集一冊だけではなくて、他社の過去問題集や過去問アプリ等を併用することで、より浸透率が上がり、多角的に問題を捉えられるようになると振り返ります。
第30回試験以降の合格点変動を見ると、90点目標では不安要素が高く、100点以上の7割合格を目指す上では、問題集に加えて国語読解力や時事知識を深めるという多角的な学習で理解を深めておくことを推奨します。
勉強時間についてですが、日中は仕事があったため、昼休憩や通勤電車のスキマ時間を使って、一日2時間程度の学習に充てて、土日は5時間程集中的に取り組んでいました。
当初は一日一時間が限界でしたが、試験日程が近づくにつれて、勉強時間も増えていきました。勉強すればするほど、流れに乗ってリズムが出来上がっていったという感覚です。
※精神保健福祉士試験については明日公開します。