社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

管理人の20日間精神保健福祉士試験受験勉強記録


 

社会福祉士編


 



 

 

私が第17回精神保健福祉士試験の受験勉強に本腰を入れたのは、1月4日からで、試験日は1月24日でした。 

 

実質、20日間の短期集中詰め込み勉強法で合格することができました。 

 

社会福祉士試験合格に伴う共通科目免除のため、専門科目のみの受験です。 

 

以後専門科目勉強法のみに絞っての説明になります。

 

 

精神保健福祉士国家試験 過去問一問一答問題集専門科目編』の1冊を中心に勉強しました。 

 

 

全1500問の問題構成です。

 

第1回目からの過去問題がベースに1問1問が構成されており、頻出別にA~Dランクに分別されていました。

 

内訳は、以下の通りです。

 

ランクA・・・特に出題実績が多い必修テーマ 全310問

ランクB・・・しっかり押さえる定番テーマ 全610問

ランクC・・・ここまで押さえてひと安心 全330問

ランクD・・・さらに押さえて得点アップ 全250問

 

社会福祉士試験対策時に使用した問題集は一問一答式に切り分けると全3000問ですが、共通専門と合わせての分量になります。

 

専門科目のみで1500問を網羅すれば、必ず合格できるという算段です。

※現在最新版は出ていませんので、下記の問題集をお勧めします。

 

 

 

加えて過去の合格点を鑑みてみると、総得点80点に対して、6割以下でも合格できるデータも後押ししました(25回を除く)。

 

第16回 第17回 第18回 第19回 第20回 第21回 第22回 第23回 

38点  44点  42点  44点  42点  41点  40点  44点

第24回 第25回

47点   49点

 

この数字を見ても、回によっては半分の5割程度でも合格できる実態が分かりました。

 

 

1000問以上知識をインプットすれば、合格は間違いないと見立て、7割以上目標を視野に入れることにしました。

 

 

 

ところが、そんな想定通りには行かないのが試験というものです。

 

 

私が受験した第17回の試験結果は、44点で(全体の場合は91点)、実際試験の手ごたえがあまりにも悪くて、戦意喪失しそうになっていた私でした。

 

 

蓋を開けてみれば、この勉強法で、目標の7割は突破することが出来ました。

 

 

学習当初の勉強法について触れると、初めから覚えようとはしません。

 

 

よく、一問一答式勉強法と口にしていますが、導入の部分として、まずは学ぼうとしている分野の出題と解答を、最初から最後までざっと目を通すのです。

 

読書をする際に、もくじを見渡すことで全体を俯瞰するようなやり方で、ざっと目を通してどんな問題が出されているのかの輪郭をつかもうとするという形です。

 

全体を見渡した後に、1問目に戻ってから解き始めるというやり方でした。

 

「木を見て森を見ず」ではなく、まずは森という全体像を掴んでから、1本1本の木に対処した方が特徴を掴めて捗るという効率の良さを体感していたのです。

 

このやり方は、2022年に受験した公認心理師試験勉強法でも応用しています。

 

 

 

社会福祉士試験の受験知識があれど、精神保健福祉士試験として覚えるべき専門知識は新たにたくさんありました。

 

病名や薬などはなかなか頭に入らずに、自分との闘いが続きましたが、残された時間が20日を切っていたので、泣き言を放って立ち止まっていられるような状況ではありませんでした。

 

地道な作業の繰り返しで、2回、3回間違える問題も、4回目には解けるようになっていました。

 

反復学習のたまものです。

 

本番では、「正しいものを2つ選べ」が10問以上待ち構えていましたが、一問一答で培った正しい知識がまさに発揮されました。

 

手ごたえが悪くても、最後まで諦めないチカラが合格へと結びついたものです。

 

白書などの統計問題からの出題は、ネットをこまめに使って最新の数字を把握することに努めました。

 

養成講座で使用していたテキスト等は一切使わずに、イメージしにくい人物名や制度はネットや画像検索を駆使して浸透させて、後はひたすら1500問の反復学習という地道な作業に没頭しました。

 

第17回〜21回試験は全体的に基礎的な出題が多かったようですが、問題文の言い回しや二つ選べ問題、事例問題の読解から惑わされて本来の力を発揮しにくくなるというトラップにひっかかってしまう方もいらっしゃったようです。

 

第22回試験は第16回試験に次ぐ40点という低水準でしたが、最新の第25回試験では49点という高水準に収まっています。

 

赤マル福祉では以下のように出題傾向を分析しています。

 

受験者数は7,000人ほどであり、前回より500人ほど増加しました。合格者数については5,000人ほどと、前回より700人ほど増加しました。なお、合格率は71.1%と例年よりも高い水準となりました。

合格基準点については前回より6点下がり、95点となりました。なお、共通科目免除の方につきましては、前回よりも2点上がり、49点となりました。
今回の国家試験では、受験者全体の合格率が70%を超えました。例年よりも高い水準となっていますが、最後まであきらめることなく、点数を取りこぼさないようにすることが合否を分けました。

精神保健福祉士の専門科目の出題内容を見てみますと、有資格者としておさえておくべき事項が大きく変わることはありません。共通科目につきましては、年度によって出題内容に変動があり、差がつきやすいといえます。日頃からしっかりと対策を行う上でも、過去問学習が重要である、といえる試験結果となりました。

fukushi.akamaru.jp

 

 

年度が変わっても、過去問学習の重要性が変わらないという分析を何年も唱えられております。

 

今年度の第26回精神保健福祉士試験も、基礎力を中心とした読解力・判断力を瞬時に求められるような構成になると思われるので、確実な知識を培うためにも、これと決めた問題集を反復学習されることをオススメします。