社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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第25回国家資格キャリアコンサルタント実技面接試験、手応えがなくて後悔に駆られていたら。

 

3月に実施された第25回国家資格キャリコン実技面接試験を受験されたみなさま、まことに、まことにお疲れ様でございました。

 

第26回試験以降に受験される受験生様にとっても参考になればということで、今回の実技面接試験記事をまとめております。

 

 

私自身、ちょうど1年前のこの時期に、CC協議会試験で受験をし、順番が後半組だったのもあり、ソワソワドキドキしながら、時間の流れが異様に長く感じられていました。

 

みなさんの面接はどのような振り返りをされていらっしゃるでしょうか?

 

現在、2つの形式で感想について募集しておりますが、全日程それぞれの結果を見ても、「手応えがない」と回答されている方が、7割以上を超えております。

 

 

1.X(旧Twitter)でのアンケート集計

 

 

 

 

 

2. googleアンケート集計

 

 

 

私自身がどうだったのかというと、上記のアンケートになぞらえるならば、「手応えはほとんどない」に近い感覚でした。

 

当時の詳細は下記記事でまとめてありますが、試験を終えてみて、「これはまず合格間違いな」という直感は皆無でした。

 

www.zettaigoukaku.com

 

 

なぜ手応えがないと感じられたのか、冷静になって分析してみた点は下記の通りになります。

 

 

・そもそも模範解答もなく、面接官、相談者役から「君のやり方、いいね!」という反応は一切なかったため、自信を持って点数を取れているという確証がなかったため。

・15分間のロールプレイ時間内で、問題把握に徹するで手いっぱいで、相談者役の変化を肌で感じられるような瞬間が少なかったため。

・問題把握と内省を促すための質問を駆使したものの、相談者役の反応が薄く、感情の変化を感じ取れなかったため。

・15分間のカウンセリングを展開する中で、後半残り5分のところで詰まってしまい、焦りを隠すかのようにその場に関連性が少ない話題に巻き戻してしまい、自己不一致を起こしてしまったため。

・ただでさえロールプレイに全集中し、満身創痍になっている中、息つく間もなく口頭試問に切り替わり、頭の整理がおぼつかずのままスタートした。
「1分以内で」と制限されたのもあって、要点をまとめて求められた回答を伝えられた自信を持てなかったため。

・最後の質問に答えた後、「もうよろしいのですか?」と面接官から尋ねられたものの、もう出し切った感が強かったので、「はい、ありません」と即答したため。後になって、最後まで粘っておけばよかったと自責の念に駆られたため。

 

 

他にも細かいことをあげればきりがないですが、1年前のことなのに、迷うことなくこれだけ即座にタイピングできるほど、「不完全燃焼感」や「反省」の振り返りが多かったです。

 

試験が終わってからの一か月間は、「あの時、もっとこうしておけば」とか、「もっと自分ができることが他にあったのではないか」という後悔の念や「もしもストーリー」を堂々巡りのように悶々と考え続けていました。

 

実務経験ベースでロープレゼロで臨んだという点もあるのかもしれませんが、一年経った今でも、「あの相談者役は何を訴えてくださっていたのだろうか、自分はその先に、何がお手伝いできたのか」という思いはずっと残っています。

 

 

 

と、ここまで未練いっぱいの反省点が続きましたが、こんな私でも初回合格できました。

 

点数を見たらオールAで、約7割の点数をいただくことができました。

 

論述も約7割でしたので、それぞれの科目で反省の連続でも、キャリコン国家試験は合格できることを身をもって証明することができました。

 

 

私の周りで国家資格キャリコンを取得している有資格者の方々は、CC協議会、JCDA、揃って「手応えは薄かった」と答えていました。

 

つまり、本番で手応えを感じられていなくても、合格は可能であるという裏返しになります。

 

手応えを感じられていないと分析しているという時点で、本番を主観と客観で冷静に見つめなおしている証でもありますよね。

 

この試験はもちろん、対人援助職は、主観だけではなくて、自分を一歩離れた立場から、俯瞰して見つめなおすことができる能力や視点はとても肝心です。

 

この試験は審査基準に基づいて数字化されるため、自身の感じている手応えが主観だけなのかどうかは結果を持って判明します。

 

私は最終的に、手応えはあまり感じられなかったものの、実務経験が正しいのかどうか証明するために受験した目的を再認識することにしました。

 

これで不合格になったら、そもそも自分の面談のやり方がずれていることに気づかされるため、実務ベースの私なりにベストは尽くせたはずだと言い聞かせていました。

 

そして、通常の面談は60分一コマが基本ですが、初対面の冒頭20分だけで、信頼関係も問題把握も完ぺきに行えるはずがなく、あくまでも6割取れれば受かる試験であって、やれるだけのことはやれたと思うように努めていました。

 

私はこの面接試験で残っている不完全燃焼感をそのままにせずに、より具体的に展開できるようにするために、上位資格の国家検定キャリアコンサルティング技能士2級受験を決意しました。

 

キャリコン合格後の2ヶ月後には学科試験のみを受検して合格を果たし、12月と1月の実技試験にも挑戦しましたが、残念ながら3月の合格発表で不合格となりました。

 

何年かかるかわかりませんが、あの試験時に感じた難しさに対して、どう向き合うべきかを更に研鑽し、熟練レベルとしてもう一度2級の面接試験に挑んでみたいとは今のところ思えています。

 

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※いつの日にか難関の実技試験合格へ。

 

 

 

この記事をご覧になられている方が既に面接試験を終えたのか、それともこれから受験されるのかはわかりませんが、「自分なりにできること(学んできたこと)を諦めずに行えた」のならば、結果は後からついてくるはずです。

 

 

繰り返しますが、歴代の合格者は、手応えを感じられずとも合格できています。

 

 

できたこと、できなかったことは口頭試問で質問される可能性は十分にありますし、ロープレで思うように展開できずとも、そこでしっかりと回答することで合格できたという方も過去にいらっしゃいます。

 

みなさまの合格をお祈りいたします。

 

※3月21日、もう1記事面接試験終了後の記事を発信しました。

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第25回国家資格キャリコンまとめ記事