今日は全国的に暖かい気温になるそうですね。
突然ですが、本日、3月17日は、私の人生の中でも大きな節目の日です。
絶対合格ブログを開設してから丸12年、12歳の誕生日なのです!
ふくし合格ネット K様より
タイゴウくん、ウカるんちゃん、関係者の皆さま、絶対合格ブログ生誕12周年目おめでとうございます!
これからも受験生の皆さんを応援し素敵なブログを掲載してくださいね。タイゴウくん、ウカるんちゃん、今後もふくし合格ネット5羽のキャラクターともコラボよろしくね。
国試受験生の皆さん、絶対合格ブログを見て「絶鯛合格をつかみ鳥」ましょう!
これからも絶対合格ブログ様の益々のご活躍を祈念しております。
数年前から受験生応援鯛として、何度もお世話になっておりますふくし合格ネット、赤マル福祉様(前回のタイゴウくん記事内で祝福いただきました)には感謝の限りです。
この絶対合格ブログを通じてつながりを持てたこと、誇りに思えます。
この度、無事に12周年目を迎えられましたので、絶対合格ブログのルーツを辿ってみます。
2012年3月15日、社会福祉士国家試験合格発表後、当時盛んだったSNSサービスmixiのコミュニティ(掲示板)で、「独学で約40日で受かった勉強法と体験談をお伝えします」と書き込みをしたのが全ての始まりでした。
試験終了後から合格発表日まで、コミュニティ内で多くの受験生達と合格点の見えない不安に励まし合った恩義が大きかったのですが、この資格は発展途上で、資格の有用性を広げられる確信がありました。
いざmixiに書き込みをするとすぐに「知りたい」という多くの方々のご要望が届きました。
そこで、どのような形で還元できるのかを思索しましたが、その結果を導き出すのに時間はかかりませんでした。
当時ネット文化として活用されていた「ブログ」という形式が最も情報を簡単に整理できて、不特定多数の方々に公開する手段として適していると判断したのです。
「今年こそは絶対合格」というフレーズは、私自身が資格試験で再チャレンジのスタートを切る前に自分自身に反芻させていた言葉でした。
2012年3月17日、社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」ブログは産声を上げました。
開設当時、まさか12年もの間継続出来るとは夢にも思わず、ただ受験勉強の公開記録をまとめて更新自体をストップさせるつもりでした。
この12年間の総アクセス数は奇しくも本日490万達成することができました!
当初は1日のアクセス数も大体100前後くらいだったような記憶があります。
ブログの原動力となったのは、「絶対合格ブログを見てくださる方々がいる」という有難さの一心で、新しい記事を書きたいという思いが日々高まって行きました。
開設当初は毎日の更新頻度ではありませんでしたが、勉強法だけではなくて、福祉に関連する本を紹介したり、社会福祉士として活躍されている方をリサーチして記事にすることで、新しい世界がどんどん広まって醍醐味が深まって行きました。
実は私はその当時、私は20代最後にやり残したことにチャレンジしたいという決意から、一旦仕事を辞めて行政書士という国家試験合格を目指していた時期でもありました。
自分の中で限界に挑戦してみたい、自分の可能性が最大限活かせる世界を開拓したい。
その思いでスタートした門出でしたが、暗中模索の日々で、この絶対合格が心の癒しとなり、今日まで紡ぎ続ける自己成就の懸け橋となって行ったのです。
図書館に籠って独学に耽る日々でしたが、休憩時間に絶対合格ブログを更新するのがつかの間の楽しみでもありました。
いつから、行政書士の勉強そっちのけでブログの記事作りに没頭している自分がいました。
自分で掲げた目標ではあったものの、いざ毎日のように法律の勉強に没頭するのは苦痛で仕方がありませんでした。
反面、絶対合格ブログは自分と向き合う作業だけではなくて、私を必要としてくださり、待っていてくださる読者様がいる、その差は明らかに私の心を変化させていきました。
世間から離れ、苦行の中から見出した私にとって唯一無二の希望の活動となりました。
今までの人生の中で継続的に自分の意思で取り組み続けて来られたことは片手で数えるくらいしか思い当たりませんでしたが、絶対合格ブログは私の人生を大きく変える出逢いの幕開けでした。
それから12月に初めて社会福祉士有資格者として地域包括支援センターに勤めるようになって、慣れない業務に四苦八苦していましたが、すぐに初めて受験生のみなさんを応援する側としての合格発表を迎えました。
合格率が唯一20%を切ったあの波乱に終わった第25回です。
未曾有の事態の末、合格者の方の声が届いた時、これほど嬉しい瞬間はありませんでした。
試験の形態は違うものの、私も行政書士の受験勉強に傾注していたので、合格された方の苦労が報われた瞬間、私も救われる思いがしました。
その反面、初めて経験した合格に辿り着けなかった方々の生声。
これほど辛くて悔しい経験と言えるものはありませんでした。
開設当初は2年目の再スタートという選択は意識はしていませんでしたが、残念な結果に終わった方々とともに、来年度こそ合格を成し遂げた姿を見届けたいという思いが新しい私の挑戦に繋がったのでした。
以後その繰り返しで今日まで至っています。
この12年間を振り返れば、運営課程で言葉では表せないほどの様々な出来事や思い出がありました。
ブログでは文字を通しての発信になるため、その文字によって意図せずとも追い詰めてしまった、傷つけてしまったと感じる場面も多々ありました。
第30回試験の合格発表後は、第25回試験結果以上に私自身の精神に影響を及ぼしました。
合格点はにわかには受け入れがたい99点。
社会福祉士試験は努力をしても報われない試験に変貌してしまったのか。
失望と絶望にうなだれる受験生の悲痛な声を受けるたびに、このブログの存在意義はあるのだろうかと激しく自問自答していました。
当時の記事のコメントは大荒れで、このような展開を作ってしまった自分への失望感も引きずっていました。
そんなブログを運営することの難しさを幾度となく再認識していますが、電話やメール、コメントを通して、受験生のみなさんから、
「来年も受験するのでブログを続けて欲しい」
「これまで絶対合格ブログとずっと一緒に歩んできたので、これからも続けて欲しい」
という生声を聴かせていただき、「来年こそは絶対合格」というスローガンに変えていきました。
皆さんのエールがなかったら、今日まで続けてこれませんでした。
私一人では限界がありますし、そんなに強い人間ではないからです。
ブログでは一人目のようなことを言っているように見えても、プライベートや職場では上手く行かないことの連続で、落ち込んだり引きずったり、自分を責めることもしばしばあります。
これまでも、
就職活動で数十社以上に不採用となったり、
好きになった異性には、数年間、数十回以上ことごとく恋愛対象外でいい人止まりになったり、
資格試験も十数回不合格になったりして、
「なんて自分は弱い人間で魅力がないんだろう」と、疎外感や自己卑下を繰り返すこともしばしば訪れています。
このブログは、弱い私の失敗体験や後悔の蓄積から生まれた背景があります。
そういうキレイごとだけではない世の中の実態や、苦労して手にできた資格をどう活かして行くか、私の半生を絶対合格ブログでは具現化して行きます。
とは言え、果たして毎回ブログを書いているけれども、方向性は正しいのか、独りよがりになっていないだろうかと自問自答を繰り返す時もしばしばありました。
アクセス数は日に日に下がって行き、10年前には活性化していたコメント等もめったに見かけられなくなっていく時代の変化を肌で感じる事で、モチベーションに影響していました。
数えきれないくらい自信を見失いそうになった時、私に生きる活力を与えてくださっているのは、他でもないこのブログを必要としてくださるみなさんの存在でした。
「これからも感性を大切にしてください」
「これからもブログを続けてください」
「これからも読ませていただきます」
七転八倒でも立ち上がって続けて来られたのは、このような声を送り続けてくださったあなた様のやさしさのおかげです。
直近でも、現在寄せられている合格体験談を寄贈してくださった方で、「以前、TAKAがブログを辞めようとしていると聴いて、不安を覚えた」というコメントが届き、必要とされる有難みを実感したばかりです。
「毎日見ています」「ブログのチカラになりたい」という温かいエールを送ってくださった仲間たちのみなさんと出逢えて良かった。
コロナ禍で人と人との絆を再認識させられている中、絶対合格ブログで巡り合ったみなさんとのやり取りは宝です。
この12年という歴史、もはや私だけでの場ではなくて、みなさまの青春や苦労、喜びの集大成の場だと自負しています。
私の人生の一部にもなっている絶対合格ブログ読者のみなさんへ、新しい歴史を共に築きたいという強い思いでこれからも挑戦を続けて歩んで行きます。
今日を持って正式にブログ13年目のスタートを切りました。
これからは1日1記事更新は厳しくなりそうなので、まずは来年度の合格発表日までブログを継続させることという目標を掲げさせていただきます。
改めまして、全ての絶対合格ブログ読者の皆様へ。
このブログ、私と出逢ってくださり、本当にありがとうございました。
そして、これからもみなさんの応援と知恵をぜひお貸しください。
この絶対合格ブログも、私の人生も、七転び八起きの連続です。
こんな弱くて日々悩み続けている私でも、「それでもいいじゃない」と感じさせていただけるのは、この場で巡り会えたあなた様の優しさのおかげです。
これからも、どうぞ、おともさせてください。
続く