社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

絶望の果てに光を求めて、いざ社会福祉士国家試験へ。


 

新カリキュラムに移行する第37回社会福祉士試験、第27回精神保健福祉士試験を志す上で、受験そのものにとめどない不安を覚えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

こんな自分が福祉系国家資格最難関の社会福祉士試験に受かるのだろうか。

 

今回新カリキュラムに変わったことで、今までの勉強法や過去問が通用しなくなりそうで怖い。

 

毎年落ち続けているから受かるイメージが湧かない。

 

社会福祉士試験に合格できたものの、次に受ける予定の精神保健福祉士試験の専門科目は難解で、この勢いで結果を出せるのだろうか。

 

 

「曇り空に映える不穏な電柱と電線の風景」の写真

 

 

未知なる不安と向き合い続けていると、

 

「こんな自分が福祉の世界で必要とされるのだろうか」というような根本的な問題に目を向けるようになる方もいらっしゃるかもしれません。


今回紹介する本は、「あなたの意思とはお構いなしに、人生があなたに期待している」ことを説いています。

 

ビクトール・フランクル 絶望の果てに光がある (ワニ文庫)

 

ビクトール・フランクル 絶望の果てに光がある (ワニ文庫)

ビクトール・フランクル 絶望の果てに光がある (ワニ文庫)

 

 

君が生きる意味や目的を、世界に問いかけたり期待するのは間違っている。

世界こそがそれを君に問いかけ、君に期待しているのだ。

たとえあなたが人生に期待していなくても、人生は今もあなたに期待しているのです。

ヴィクトール・エミール・フランクル

オーストリア出身の精神科医、心理学者であるフランクルの名言です。

 

フランクルは、ナチス時代の強制収容所に収容された経験もあることで知られています。

 

国家資格キャリアコンサルタント、公認心理師試験にも登場する「ロゴセラピー」発案者としても有名です。

 

人生が今も自分に期待しているという言葉は、当時収容所生活の中で絶望の淵に立たされて、自殺を考えていた二人の囚人に対して、フランクルが投げかけたものでした。

 

フランクルは続けてこのような言葉もかけました。

その人のことを必要としている誰か、その人によって実現されるべき何かが必ず世の中にはあって、その人によって発見されるのを待っている。

これは一人残らずあらゆる人にあてはまる人生の真実である。

だから、どんな人のいかなる人生であれ、そこから意味がなくなることは決してない。

人生からの期待が人を見放すことはないのである。

 

 

この言葉を聴いて、二人の囚人は自殺をとりやめたそうです。

 

一人は、自分の帰りを待っている家族がいることを思い出し、もう一人は、執筆してた著作シリーズの完成を終えるという使命を取り戻したのです。

あなたのことを必要としている誰かがこの広い世界のどこかで今日も待っている。


そう思えるだけで、生きる希望の灯は消えないものです。

 

私が初めて公認心理師試験を受験した時の話ですが、直感で不合格を悟り、帰り道目の前が真っ黒になるように、何もかも闇に覆われたような暗澹たる気持ちに支配されたのを覚えています。

 

そこから再起するのにそれなりに時間がかかりましたが、ターニングポイントは、「この資格を得ることで、必要としてくださる誰かにつながるから」と、原点回帰できたことです。

 

人生は今もあなたに期待をしている。

あなたが人生に失望しようが、自信をなくそうが関係ない。

あなたに発見されるのを待っている。

 

 

「希望」の灯火を絶やすことなく、前に進んでみませんか。

 

長いトンネルの先は明るいです。

 

「菅沼集落へと続くトンネル」の写真