社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

問題集を揃えてしまうだけで満足してしまわないように


巷では既に2014年度対策のテキスト・問題集が出そろっています。


既にそれぞれのニーズに合った物を購入済みの方がほとんどでしょうが、例年のことながら、



「リベンジ受験にあたって、最新の過去問を直すべきでしょうか?」

「使っている問題集が肌に合わない気がして、別の物を買いなおした方が良いでしょうか?」



という質問が寄せられます。


テキストや問題集の中身の差というのは、出版社によって大幅に変わるものではなくて、どのような物を選んでも、内容を満遍なく理解できるようになっていれば、十分合格できるような構成になっているものです。


売上ランキング上位の物や、例年圧倒的な定評がある中央法規の物を選ぶことで、合格が近づくような気持ちになる方もいらっしゃるようですが、私はレイアウトや分量を見て、自分の直感で長く付き合えそうな物をオススメしています。

そして、過去問においては直近の試験問題が掲載されている物を含めて、最新版の買い直しをオススメしています。

その年の試験内容に準じた法令が反映されているという点もありますし、新しい問題集を買うことで、気分も一新して、脳への浸透率も深くなる効果があるからです。


そして、私がこれらの問いを受けるごとに気がかりになっているのが、テキストや問題集を集めることが目的になっている受験生が存在するのではないかということです。


特に受験直前期の12月頃になると、自分の使っている問題集では合格できないような不安に支配されて、他の人間が使っている物に鞍替えしたくなる心理に襲われる方も少なくはありません。


問題集を集めるまでに、情報収集に力を入れて、書店やインターネットで購入していざ手にした時点で、まるで合格を果たしたかのようにミッション終了してしまう気持ちは、他でもない私自身が体験しています。

本棚に並べておくだけで、受験直前期まで一切開かなかった経験も一度や二度ではありません。


宅建試験や漢検受検時に不合格を経験した後には、手当たり次第に新しい問題集を買い漁りましたが、結局のところ多用したのは決まった数冊だけでした。

それどころか、本棚に並べているタイトルを目にしただけで、まるで合格したかのような錯覚に覆われてしまい、勉強から逃避してしまう日々が続いたのです。


時には並べてある本が多すぎて、やる気が削がれて、本を開くような気すら起きなかった経験が多々あります。


合格した後の本の処分にも一苦労です。


未使用な物だとしても、ブックオク等に売りに行ってもだいたい1冊50円くらいです。

定価がそれなりにしているだけに、何とも言えない気持ちだけが残りました。



私だけではなくて、どうやら受験生の方の中にもこのような状態に陥っている方が少なくはないという印象を受けることです。

自分の経験からも、これだ!と思えるテキストと問題集をまず制覇するくらいの勢いで使いこなすだけで十分合格圏内に到達できるはずです。


このブログをご覧の受験生のみなさんはほとんど多かれ少なかれ勉強をスタートされていることでしょう。


まずは目の前の1冊ないし2冊に集中してみてください。

結果は後でついてきます。