『「天職」がわかる心理学 』 中越裕史
自分にとっての天職とは何かを、心理学的観点から考察する本です。
自分の生き方に自信がない、毎日生き辛さを感じているけれども、現状維持しかできないため、
怠惰な気持ちを抱えながら通勤している方にとって、自分らしさを考える作品になります。
筆者は、日本で唯一の「やりたいこと探し専門カウンセラー」だそうです。
大卒後、何度も転職を繰り返す中で、昔から憧れていたカウンセラーの道を本業にしたいという確固たる思いが芽生えて、産業カウンセラーの資格を取得して、独立します。
本書は、自分の生き方に悩んでいるクライエントが、自分らしさに気づいていくまでの事例ケースも載っています。
「独立して食べるのは至極困難である」と揶揄されている、カウンセラーの仕事(特に、産業カウンセラー)を知りたい方にもオススメの一冊です。