試験が目の前に迫るにつれて、果たして本当に自分のやり方で受かるのかどうかという疑心暗鬼と不安がよぎっている方もいらっしゃるでしょう。
当初計画していた通りに勉強が進まらずに、苛立ちを覚えている方も少なくはないと察します。
年号と人物名と、成し遂げたことや制度名が全然覚えられない。
昨日は分かったつもりだったのに、今日見直したら、頭から抜けている。
この時期に及んで、まだ問題集1冊仕上がっていない。
できない自分を取り上げたら、留まることがなくなってしまい、勉強を持続できる気力が阻喪してしまうかもしれません。
もうダメだ!諦めた方がよいのかもしれない。
の前にちょっと待ったです。
そんな時こそ、できない自分ではなくて、できる自分に視点を切り替えることが大切になってきます。
これまでを振り返ってみてください。
みなさんだからこそ成し遂げてきた何かが必ずあるはずです。
例えば、問題集一つにしても、これまで一か月継続することができた。
それだけでも確かな実績です。
試験以外にフォーカスを当てても、
自分はここまで単位を落とさずに、受験当日を迎えることができそうである。
当たり前のことかもしれませんが、カリキュラムを着実にこなしてきた努力の賜物です。
会社や実習先や、所属学校や友人、恋人の理解と協力があってここまでたどり着けたという背景もあるでしょう。
みなさんの努力や継続があったからこその「今」なのです。
できることに目を向けるようにすれば、実は今置かれている状況は絶望的ではなくて、勇気が湧いてくるものです。
完璧じゃなくても受かる社会福祉士試験です。
もうひと踏ん張りです!