試験終了後になると、毎年のように合格ラインや合格率に関する噂が流れていますが、その情報が事実であることはありません。
合格ラインが初めから決まっている絶対評価試験とは異なり、受験生全体の出来具合で決まる相対評価試験の特徴かもしれません。
2月になると、合格判定会議の噂が飛び交ったこともありました。
試験運営側で、その年の合格基準点、合格率について、2月中旬頃に判定する会議らしいのですが、その時期になると、「会議が終わりました。今年のボーダーは〇〇点です」というような、関係者を装ったような根も葉もない情報もありました。
とても巧妙な書き出しで、あたかも関係者リークであるかのような内容ですが、その情報が事実である可能性は100%ありません。合格発表日までに、ネット上で合格ラインが漏えいすることはあり得ないです。
ボーダー上で不安の最中にいる受験者の反応を楽しんで投稿しているようです。
実際のボーダーや合格率は、試験発表日までは分かりません。
今年の場合で言うならば、「赤マル福祉診断表の平均点がかなり高いから、85点以上でも不合格になるという情報を入手した」というような声は根拠は事実無根なので、真に受けないでくださいね。
登録数を絞るために合格率を20%以下にするとか、名称独占資格を業務独占資格に変革させる前兆として合格点を上げて合格率を下げるという声は少数ながら毎年流れています。
全ては蓋を開けてみないとわかりませんが、相対評価な試験なことは確かですから、その時を信じて待ちましょうね。